∵ 昨日の予約

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 今日、五日は、アメリカ人の四人と、イギリス人の二人の予約が入っていて、規定的には八畳に四人だから一部屋でいいのだが、我が家では四人は二部屋を充てている。

イギリス人のカップルの一部屋とで、三部屋の我が家は満室。

 

その後、アメリカ人の四人が三人に変更になったが、五人居れば充分なので、満室のままにしていた。

 

昨日、予約表を見ると、今日、五日の予約に一人追加されている。

「何だよ?」「一人、お客を受けたとこかよ?」と妻に聞くと「うん!」「自転車で、日本を一周している人だって!」という返事。

 

部屋的には余裕があるし、六人のお客は我が家ではベスト。

 

 今日、到着されたので迎えて挨拶の後、自転車が見えないので・・。

「自転車はどうされました?」

「外にあります」

「家の中に入れてもらって構わないですよ。」

「それは助かります!」「大事な自転車なので・・」

土間に入れてもらった。

 

昔から、自転車の前後に沢山の荷物を乗せて、日本一周する人の様子がテレビや新聞に出ることがあるが、荷物が少ない。

 

「この自転車、高いんでしょうね?」

「ええ!」「日本一周の時の自転車ですから!」

「今、日本一周の途中じゃないんですか?」

「はい!」「日本一周は、島嶼を残すだけですけどね・・」

 

 妻が昨日、予約を受けたメモにも日本一周の文字がある。

妻は日本一周中でなくても受けたと思うが、心のどこかに、大変な思いをしながら日本一周をしているであろう人を、応援しようという気持ちがあったと思う。

 

普通、一人客は敬遠されるらしく、一人のお客さんから予約に苦労する話を聞く。

ましてや、前日の予約では断られる確率は高い。

 

そこで、日本一周の言葉を出し、相手の情に訴える手段としたのかと、勘ぐりたくなる。

相手の親切心や同情心につけ込むのは、私の一番嫌いなやり方。

 

しかし、予約の時、ついでに日本一周の体験を話しただけだろう。

私と同じ年で、英語は話せるし、大手の企業に居たようだし、そんな人では無いようなので良かった。

 

いつものように、話をして木曽節を唄い、八時過ぎには詩吟に出かけたので、日本一周の詳しい話しが聞けなかったのが残念だった。

 

 

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