15日に行った熊本城。

算木積みで残った天主のように、角の算木積みでもっている櫓。

ネットで見えない部分は、塀が全部倒れている。

石垣の近くには、桜も植えないほうが好い。

 

 16日、左下に大きな鳥居があった。コンクリート製だったが・・。

400mくらい細い道を下っていったら、弁天様を祀っていた。

脇に霊験あらたかな泉が湧いていたというが、地震以降枯れて全く水がない。

山肌の崩落も多い。

遠回りして、一旦阿蘇大橋まで行ってきた。

言葉も無い・・・

対岸に橋台が残っている。

落ちた橋もそのままのようだ。

阿蘇神社では、つぶれた山門は片付けられ、工事が始まっていた。

周りの建物も仮の塀で仕切られている。

聞いてみなかったが、インドネシアかマレーシアのアメリカンスクールの生徒達が、地元の人から地震の時の体験を聞いていた。

到着した内牧温泉の宿は、建物が被害を受けていて工事中。

工事中の為「訳有り価格」と言うことで、三割ほど安かったため、一万六千円ほどで済んだ。

確かに、朝八時過ぎには金槌やインパクトの音がしていた。

17日朝、出発してすぐ工事中の場所があり、橋を架けるのかと思って良く見れば、陥没した跡。

通り過ぎて脇道の邪魔にならないところに車を停め、交互通行のガードマンの許可を得て写真を撮った。

側溝のずれから真ん中の家は、向こうの家と同じ高さにあったはず。

私の目線が以前の道路の高さ。

30mくらいの幅で陥没しており、真ん中くらいの位置の地割れと、両側の断層が向こうの方まで続いて見えている。

重機やハウスの位置と高さと比べると、この段差を今後どう復旧させていくのだろう。

大牟田市の三池炭鉱「万田坑」では、ボランティアガイドが居て色々説明をしてくれる。

この時、私とMさんの他にご夫婦が居て、後で聞いたら増城町の方で、代休で休みになり来られたのだとか。

益城町も大きな被害が出て、住宅の3分の2は建て替えが必要なのだとか・・。

 

 

 今回旅行で使ったお金は、寄付金も含め131,276円。

佐賀でも荒尾でも、友人達が予め宿泊代を払ってくれてあり、食事代も殆どを受け取ってもらえないので、自分で出していれば4~5万円くらいはまだかかっていただろう。

車で案内もしてくれているし、時間的にも相当の負担になっただろうに、今後この友人たちに私がどう応えていけるか・・。

また、今回して頂いたことを、私が他の友人やお客さんに返していかなければならない。