今日は妻籠宿の「第四十四回文化文政風俗絵巻の行列」が行なわれ、妻籠愛友会は例年のごとく花嫁行列。


いつもは妻籠在住の娘さんの中から花嫁を選んでいるのだが、今回は本物。


妻籠公民館で準備をして出発するのだが、出発前に一枚。


新郎 中島佑太さん  新婦 石野愛李さん


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こんな写真が撮れるのも我々の特権。



愛友会には三人の女性会員がいる。

愛友会の三人娘なので、娘旅・・ということで。


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愛友会は恋野地区の大屋さん宅前を出発するので、出発前に馬の試乗をする。



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出発までの休憩所に借りている集会所で、結婚式の新郎新婦紹介の原稿をチェックする愛友会会長の鈴木夫妻。

仲人である。


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集会所ではストーブを焚いて机を出し、お菓子・漬物はもちろん飲み物の準備をしてくれている、原姉妹。


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四年ほど前に亡くなられたお父さんが私達の会員だった。

一家で準備をしてくれていたので、その遺志を継いでやってくれている。


お姉ちゃんも数年前に花嫁をしたことが有り、友人だった亡きお父さんの気持ちを代弁させてもらえば、「三人の子供達が本当の結婚をして、早く孫の顔を見させてもらいたい・・」と言っていることだろう。


行列は本陣の「ふれあい館」に着き、人前結婚式が行なわれ、挨拶と紹介をする鈴木会長。


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結婚式は謡が流れる中、三々九度の杯がなされた。


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南木曽町長や副地方事務所長の祝辞やら、妻籠を愛する会小林理事長からの記念品贈呈などがあり、お開きとなってから本陣の門を入ったところで親族の記念撮影。


この結婚式や記念撮影時、一般者は立ち入り禁止で関係者のみで行なわれたのだが、写真を撮りたいカメラマン達がカメラアングルに入る人を「どけっ!!」と怒鳴ったりして、厳粛な結婚式を台無しにする人が居て残念だった。


親族の記念撮影も制止を無視して入り込んだ人が居て、私の横に来たので「今親族の撮影ですから、一般の方はご遠慮ください」と頼んだが知らん顔で写している。

再度同じことを言うとその人は「俺一人くらい良いじゃないか!!」と怒鳴ってきた。

見たところ七十代を過ぎた方だと思うが、その自己中の言葉にあきれ返ってしまった。


怒鳴り声を聞いた皆が、皆して出て行くよう言ってもその人は意固地になったのか、とうとう最後までいたが、どんな気持ちで写真を撮られたのだろう・・。

好い写真は撮れないと思う。



その後行列を組みなおして寺下地区まで行き昼食になったが、青年部はまたふれあい館に行き「さいとろさし」をした。



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三味線の三人娘。


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その他・・・・・・べーっだ!


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二時ごろから雨が降り出し、出演者の記念撮影は体育館内となったが、和智埜神社の奉納野菜の競り市と餅投げは小雨の中校庭で行なわれた。


沢山拾っても食べきれない・・と思っていても、周りに転がってくると拾わずにはいられない。
後で数えたら25個の餅を拾ったが、10個近く周りの人たちにやったりしたので、30個は超えていただろう。


今年の感想は、カメラマンの質が本当に悪い。

去年はどうしようもないオバサンカメラマンが多かったが、今年はオジイカメラマンが特に悪い。

これは「愛する会」公認カメラマンのOさんも、同じことを言っている。


イベントの出演者ではあるが本物の花婿花嫁と、イベントの出演者に対する撮影との区別をつけられないカメラマンばかりだった。

厳粛な雰囲気の中での式にしたい我々と、出演者を写すように本物の花婿花嫁を被写体としか見ないカメラマンとのギャップが大きすぎる。

その辺の徹底が本物の花嫁の場合の課題だと思う。


いずれにしても、この行列に関わった人達。

   お疲れ様でした。