兼六園 | コーキ株式会社 代表取締役 岡本貴史オフィシャルブログ

先日の「蝦夷松(盆栽)」にすっかり感化され

後楽園、偕楽園と並んで、日本3大名園の1つと

称される「兼六園」に行ってきました。

 

加賀百万石・前田家4代目綱紀が別荘である

蓮池御殿を建てその周りを庭園化したのが起源

とされているそうです。

 

 

 

【徽軫灯籠(ことじとうろう)と虹橋】

兼六園のシンボルで、琴の糸を支える琴柱の

形をし、手前の橋も琴の意匠に似せていること

から、それぞれこう呼ばれているそうです。

人気の撮影スポットNo1だけあって、順番待ち

の列が途切れることはありませんでした。

 

 

 

【唐崎松(からさきのまつ)】

現在の兼六園の姿に造営したとされる13代

藩主・斉泰が、松の名所である琵琶湖の唐崎

から種子を取り寄せて育てたとされ、

冬の到来を告げる風物詩の「雪吊り」でも

有名な松です。

 

 

 

 

【瓢池(ひさごいけ)】

読んで字の如く、瓢箪形をしているところ

から名付けられ、蓮池である兼六園発祥の地。

秀吉から贈られたという海石塔も存在感抜群

でした。

 

 

 

【夕顔亭(ゆうがおてい)】

1774年に建てられた茶室で、袖壁に夕顔

(ひょうたんの古語)の透し彫りがあるため、

夕顔亭と呼ばれた大名茶室。

 

 

 

時節柄かもしれませんが、庭園をぐる〜ッと

1周してお土産屋さんの連なる紺屋坂へ続く

桂坂口に向かうまで、パッと見渡した感じでも

すれ違う来園者の半数以上は外国人の方々で、

日本庭園の人気の高さを肌で感じました。

 

本物は、言語・人種・時代を超えてグローバル

に万人に受け入れられるんだなぁ〜、

と心がほんわか温かくなり嬉しくなりました。