加計疑惑・仙台市長選・東條英機 | Hidy der Grosseのブログ

加計疑惑・仙台市長選・東條英機

2017.07.15.(土)-16.(日) の Facebook等への投稿を、ほぼそのまま転載。

田中龍作ジャーナル

「萩生田議員はウソつくな」地元市民が申し入れ

http://tanakaryusaku.jp/2017/07/00016304

へのコメント

良記事なのだが、あえて苦言を呈すると、「森友疑惑では豊中市議会議員の地道な追及が実を結んだ。」⇒「どの政党・会派の何議員」まで書いて欲しい。

大手メディア は(広告主である大企業への遠慮からか)自由民主党の全体主義的傾向や汚職体質を批判しつつも、それらの根本的問題を 野党の弱点と並べて相対化し、結局は どっちもどっち論(DD論)・ニヒリズム・冷笑主義を助長している。

産経・読売 はともかく、毎日・東京等の比較的良心的なメディアも、意図的ではないのかもしれないが、「どうせどの党が与党になっても…」との諦念の蔓延に一役買ってしまっている。田中さんのような タブーのないフリージャーナリスト には期待するところ大なので、あえて苦言。

東京新聞

今治市、一転非開示 官邸訪問記録や開学スケジュール

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201707/CK2017071502000158.html

へのコメント

#加計疑惑 に係わらず、また、#今治市 に限らず、この程度の項目は、いちいち請求せんでも、誰でも いつでも WEB上でDL可能な状態に #情報公開 するのが、当たり前になるべき。公の情報の主は、そもそも #主権者 = #国民 ――これが #民主主義 #国民主権 の下での基本的な考え方。 

河北新報

<仙台市長選>自民との距離 対照的

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170715-00000012-khks-pol

へのコメント

記事より引用:
 「企業の末端まで徹底させろ」「親戚筋をたどるのが確実だ」。菅原氏が土下座した日の午前、自民県連事務所に集まった同氏支援の「市議の会」(36人)のメンバーらは陣営幹部に次々と注文を浴びせ、必死さを要求した。
引用終わり

「発注元―下請け」「雇用者―被用者」といった力関係を利用して、弱い立場の者に特定の投票行動を押し付ける――まともな
#民主主義 国であれば、犯罪として摘発され、行為者は刑罰を受けます。 ところが、日本国では「#思想信条の自由」や「選挙の自由」が何10年もの間、踏みにじられ続けてきました。 徳洲会事件では、金銭をめぐる問題ばかりがクローズアップされ、従業員に選挙運動を強制するという 封建社会さながらの #人権蹂躙 については、有権者多数の関心事とはなりませんでした。 沖縄防衛局が同局職員に対して有権者のリストアップを指示した問題(特定候補への投票を働きかける目的、と疑われています)に関しても、真相解明・関係者の処分が まともには行われませんでした (当時は民主党が与党第1党でしたが、追及・追究に及び腰。 野党第1党の自由民主党も、当初こそ追及姿勢でしたが、結局はうやむやな幕引きを容認)。 #原発再稼働 をめぐる九電やらせメール事件でも 同様です。 有権者の怒りは 多数派偽装という面に対してばかり向けられ、「従業員の思想信条の自由への侵害」という側面は ほとんど注目されませんでした (九電宛の外部からの問い合わせに答える あるいは 九電職員として公聴会等に出席する――そういう場合には、社の方針に沿って発言するのが当然でしょう。 が、勤務時間外に 自宅から 個人名で送るメールの内容を強制するのは、民主主義国にあるまじき 前近代的・封建的支配行為です)。

行き過ぎた
#個人主義 あるいは 人権偏重 ―― 最近では、そんな言説が跋扈していますが、実態は逆。 日本社会には、本当の意味での「個人主義」も「#基本的人権の尊重」という思想も、まだ根付ききってはいないのです。 その責任を第一に帰せられるべきは、1965年から今日までの50年以上にわたって ほぼ常に与党であり続けた自由民主党でしょう。 であるにしても、政治学者をはじめとする社会科学者、ジャーナリスト、評論家――その責任も小さくはありません。 全段落で挙げた3つの事例以外にも、例えば、建設会社が業界ぐるみで選挙運動を展開していることは、公然の秘密といってよいのではないでしょうか。 にもかかわらず、それが表に出ることは ほぼ皆無。 封建的主従関係ではあるまいし、上司が部下に 事実上の業務命令として 特定候補への投票を呼び掛ける電話かけをさせるなどとは、憲法に「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」と明記されている国家にあっては、容認できない――そういう意識が、本来ならばインテリゲンチャとして社会を前に進めるための旗振り役を務めるべき人たちにおいてさえ、薄い。

ただでさえ「自由・民主主義諸国」の中では低水準の 日本の自由と民主主義――その水準をさらに引き下げようと、自由民主党は
#復古主義 的で #戦前回帰 志向の すなわち #大日本帝国 を理想としているような改憲草案を決定しています。 そして、「人権とは、国民が国家から押し頂くものではない。 人が 個人として 生まれながらに持っているものだ」という #自然権思想#天賦人権説 を破棄すると宣言しています。

http://constitution.jimin.jp/faq/

https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/pamphlet/kenpou_qa.pdf

「企業の末端まで徹底させろ」などという言説を、単に 選挙陣営の「必死さ」を伝える文脈で読者に紹介するだけでは、いけないのです。 民主主義破壊・人権蹂躙の犯罪行為として追及する――それが、#民主主義を取り戻す #立憲主義を取り戻す ためにたたかっている #市民連合 #野党連合 のみならず、自由と民主主義を擁護する立場を自認する すべての 社会科学者、ジャーナリスト、評論家にもまた、求められているのではないでしょうか。 もちろん、市井の一市民である私も、他人任せにするわけにはいきません。 こうして社会的に発言するなどの形で、民主主義の回復に 少しでも役立ちたいと考えます。

 


学校における
#いじめ #体罰。 企業における #過労死 #過労自殺 #セクハラ #パワハラ。 企業間関係における #下請けいじめ #中間搾取 #ピンハネ。 これらの問題は、個人と個人との関係においても、組織と組織の関係においても、組織と個人の関係においても、民主主義が根付いていないこと、人権尊重の思想が根付いていないこと、ここに原因があります。 「#沖縄県民 は、わがままばかり言っている」「#福島の被災者 は…」「#障がい者 は…」「#在日 は…」、そう思っている皆さん。 あなたが幸せを感じられない理由が 本当に彼らにあるのか……もう一度考え直してはいかがでしょうか。

長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

毎日新聞

一語一会・私が出会った「昭和の怪物」:/15 秘書官が見た東條英機の実像/2 陸軍最大の誤りは東條人事=保阪正康 

https://mainichi.jp/sunday/articles/20170710/org/00m/070/005000d

へのコメント

これは、2017年7月現在 日本国に暮らす 高校卒業程度以上の知力を有する すべての市民にとって、必読の記事 (できれば、現役高校生にも 頑張って読んでもらいたい)。
#主権在君#天皇主権 vs #主権在民#国民主権 という大状況の相違は、非常に大きな意味を持っているが、そのことをあえて捨象すると …… この記事で紹介されている #東条英機 の振る舞いは、現在進行中の #安倍内閣 #自由民主党 のそれらと、酷似している。 そしてまた、元秘書官の語る 東條英機の人間性は、#安倍晋三 内閣総理大臣のそれと、あまりにも似通っている。
しかしながら、現在の
#日本国 は、#大日本帝国 とは異なり、一応は まだ #民主主義国家。 どのような首相を持つのかは、主権者である私たち国民が決められる。

つづく