「ママは小学4年生」視聴感想です!

全話は書けませんが、私が書きたいと思った回について書きます。


※ネタバレを大いに含む内容ですので、予めご了承下さい。

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第17話 ゴメンネ、みらいちゃん!

16話では大介のお坊ちゃんぶりが発覚したわけですが、これから先のママ4は、この大介の家のサポートを多く受けることになります。


が、みらいちゃんの父親が大介なことを考えると、当然といえば当然なのかしら。



あ、まずこの17話での絶叫シーンは、


夜なつみの部屋に夜這いに来る大介ですよね❗️


初めて観た時も絶叫でしたが、


昨日の夜観た時もまたのたうち回りました。


な、なんなのこのキュンキュンシーン。




「行っちゃ嫌だ」


と呟く大介が愛しすぎて、


なつみを求めて泣くみらいちゃんも悲しくて、


ここはママ4でも屈指の名シーンですよね。




大介の必死の訴えと、

みらいちゃんの涙が通じて、

なつみは迷いを払うことができました。


ここも深いなぁと思います。


子育てって、迷いの連続ですよね。


「こんなママでゴメンネ」


「私がママでゴメンネ」



私もそんな風に思って涙したこと、数えきれないほどあります。



良い大人でもそう感じるんです。


なつみの迷いは当然だし、


いづみさんの意見もまっとうだし、当然です。


でも、そこを大介がシンプルに、

大事なことを大事にしろと、

ストレートに伝えてくれたんです。



なつみと大介は、

気持ちをきちんと伝え合える関係なのが本当に素晴らしいパートナーシップだなと、改めて感じます。


自分の意見を伝え合える関係…


これってリアルの世界だと、全然当たり前じゃないんですよね。


大介が超絶カッコいいからだけでなく、

なつみもきちんと自分の意見を持って伝える気持ちを持っている人だからなんだろうなと思います。



あとこの16、17話で気になるのは

なつみの母るり子さんの存在ですよね。


いくらなつみの話が信じがたいからと言え、

るり子さんちょっとわからず屋?なんて思えてきますが、


最後はなつみの意思を尊重しようと努めている様子を感じます。


…ここ、

昔、若い頃に観た時はあまり腑に落ちなかったんですが(日本に残らないの?って思った)、今ならそういう心構えは親としては大切なのかもなーとは思います。


なつみが素直で真っ直ぐで、自分を信じて前に進める子なのは、るり子さんの真っ直ぐな愛がその根拠の1つと言えると思います。


「子どもを信じる」というのは、口で言うほど簡単じゃないとも思います。


なつみが初めて自分に嘘をついたと驚くるり子さん。


ショックですよね。

(いや、実際は子どもの嘘なんてアルアルだけど…)


でも、最後は信じると決めた(ロンドン帰らないと、てのもあったのかもだけど)


ということなのかなと思うと、るり子さんの母としての強さも感じます。



16、17話と、数々の親子の愛を感じることができた、素晴らしいお話しでした。