オピネルのナイフ。
果物の皮むくならこれ以上のものはいらないと思う便利なナイフ。
 
フランスでは子供に早い内から教育の一環としてもたせるとか、あのピカソも愛用してたなど、キャンプにも使えるしなんだか買っておいた方がいいとちょっと前に買った。子供の世代まで考えれば30年は使えるか。いままでだって切れない安包丁以外は捨てたことないし。いいもの買えば一生どころか何世代ものじゃないかと最近はおもう。
 
 
ということで、上がステンレス、下がカーボン。上が息子の、下がパパの。
 
先にステンレス買ったけど、なんか物足りない。そう、経年変化とか愛着感といった、ジーンズ世代ならではの壊れた思考回路。悩んだ末にもう一本買ってしまったのであった。
 
ちなみに、切れ味はカーボンのほうがいいといわれている。使用感では間違いなくカーボン。
 
大きさがNo.何とかいってサイズごとに小さいのから大きいのがあるのだが、実際の見てNo.9にした。ちょうど私の掌の幅に近く、扱いやすい。
 
アウトドアで使うだけ、ではない。生活で使う。嫁に対しての買った言い逃れかと思いきやとても便利で、果物の皮を剥いたり、チーズを切るときに出したり(おされにみえる)と出番がおおい。
 
さて、その二本のうちカーボンといわれるこちら
 
 
昔の包丁みたいに使って黙っておいとくと錆びる。柄みたいになる。赤さびついてるとこ以外は沈着。
 
Webをみてたら錆止めとして黒くする方法が出ていて気になった。
 
黒刀化だ。黒くなるって例のあれか、ワンピースか、かっこいい。わたしからは覇気は少したりともでないが、どうやら、お酢と濃いめの紅茶を3:7くらいで液をつくり浸けるといいらしい。こういうところは素直にやってみる。
 
 
 

砥石あるはずだけれど見つからない。このままでやるのは忍びないが、まあいいかやってみようと。

 

 

こんな感じ。

なんともない、うんともすんともするわけじゃない。ほっとくことにした。

庭仕事したり、こどもとポケカして遊んで、すっかり忘れてかれこれ4時間くらい。

 

 
はい、泡が出てた。化学変化起きてる。混合液が黒くなってる。
ということで出してみる。
 
わかる?ちがい。肉眼でもそんな変わんないなと思うんですが、黒くなってます。
 
酢が表面を溶かし、紅茶のタンニンが定着することで黒錆びという状況をつくりだし、錆びさせることで錆止めになるらしい。
 
効果のほどはそれほどわからないが、手を加えたことに誇らしく、愛着をもって楽しく使っている。もうすこししたら、きれいに研いでもう一回やってみようと思う。