ネコヤナギ
Pajunkissa フィンランド語でも、Pajuがヤナギ
kissaがネコという意味なんですよ。
寒さの残る、春はまだ浅いこの時期
お花屋さんには、チューリップや水仙に混じって
柔らくふっくらとした花序をつけたネコヤナギが並びます。
日本でも早春の生け花に使われ、春の花のイメージですね。


フィンランドのイースターに、このネコヤナギは欠かせません。
花そのものが、春の訪れを感じさせるものですが
このネコヤナギの枝に、色とりどりの羽や
イースターエッグを飾る習慣があります。
クリスマスツリーのような感じですね。

そして、子供達は魔女に扮してネコヤナギの枝を手に
近所の家へお菓子をもらいに回ります。
これはハロウインにも似ています。
去年のイースターでは、魔女に扮した子供達に
出会えなかったのですが、今年はどうでしょうか。


私も買ってきたネコヤナギに
イースターエッグを飾ってみました。
エッグが少ない気もしますけれど・・・。
雰囲気だけはイースターになりましたよね?
ネコヤナギを活けるちょうどよい器がなかったので
ホーローのポットを代用(笑)
ブリキの無骨なものがよかったのですが。


そして、定位置は玄関の出窓。

季節やイベントごとに、食べるお菓子が色々あるフィンランド。
もちろんイースターのお菓子もありますよ。
それはそれは、不思議なお菓子です。
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皆様より、ご心配頂いた首の状態は
もう、ほぼ問題ありません。
温かいお言葉を頂き、お優しいお気持ちに励まされました。
本当にどうもありがとうございました。嬉しかったです。