今回の私のお役目は



【子守り






お互い初めて会う
三歳になる女の子は
あっという間に



「いっしょにいこー」



手を繋いで歩き出す。




そんな姿を後ろからみていて




子供達の順応性の高さに
感動すらおぼえた。





クリクリとした無垢な可愛い目をして



「せんせー
おにごっこしよー





ん?




せんせー?




わたしは
いつの間にかせんせー
とよばれ、




それは
最後まで続くのでした






外に出て
おにごっこをして
大声をだしたり、




プランターの葉牡丹の水滴が
ポロン
ポロン
流れ落ちる様子に
みんなでうっとりしたり、





水たまりにそぉーっと足をつけて
足跡をつけて回ったり、




そうこうするうちに
五ヶ月の赤ちゃんまで参入





ママと離れた瞬間は泣いちゃって、
ママは心配そうに来ようとしたけど、
アイコンタクトで



大丈夫よ




と伝える





久しぶり〜
このくらいの赤ちゃんを抱っこする感覚と




全てを委ね、
ぴったり寄り添ってくれる
快感




幸せ~





ミルクをやったり、
子供達のお着替えしたり、




孫ができたら
こんなことするんだろうなぁ




自分が
おばあちゃんになった時のことを連想しては
うっとり



自分達が持ってきたお菓子を



「はい、せんせー



なんどもなんども貢いでくれたり、



お互いに持ってるお菓子をやりあって
舌っ足らずな可愛い声で


「ありがと



「どういたしまして



とのやりとりを聞くだけでも



癒される〜







ハイタッチ
をして別れる時



ウルッ




なかなかできない経験をさせてもらって
とってもありがたい一日となりました