朝目覚めると
主人が息子を起こしている声がした。





いったい今何時だろう
思うけれど
目を開けると目眩がして
動けない。




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その日の前日の夜遅く
目眩がひどい状態の私を知っていた主人は




翌日の朝
早起きをして、
2人の息子のお弁当をつくり
遅刻しそうになった息子達を送り届け



「ゆっくりやすみなさいおねがい



私に声をかけ
そのまま仕事に向かった。







とりあえず
その日と次の日の予定のキャンセルを連絡し、






どのくらい寝てたのだろう。






人の気配がする。




ふと目を開けると
長男が
笑顔で私の顔を覗き込んでいる。




「大丈夫?」





うん、
と頷くと




そのまま下に行き、



「生きとるよ~」




と義母に報告している照れ



義母が
見ておいで
と言ったのだろう。


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しばらくすると
夕飯の美味しそうな匂いがしてきた。




義母が作ってくれた様子。




そして

外から自転車のブレーキ
玄関が開く音
靴を揃える様子



次男が水泳から帰ってきた。
ということは
20:30
は過ぎているのか。





「めっちゃ寒かった~笑い泣き





「これ、ばあちゃんが作ったと?
美味いニヤリ




という声。





目を開けると
目眩はとまっている。





下に降りていくと
次男は夕飯を食べながら
私を見て






「おかあさま〜
ダイジョーブですか~」





母は
「顔色よかごたっねウインク





夕飯はハンバーグだった。



「ばあちゃんのハンバーグめちゃくちゃ美味しかったよ!」




と言う息子達おねがい





そして
スーパーの袋をかかえて
帰ってきた主人。




あぁ
きっと
明日のお弁当も作る気なのね

主人らしいと
胸がこそばゆい。







「体操服今洗ったら明日朝乾くかな」
と長男。





てっきりわたしが洗うものと思っていたら




いつの間にか
自分で洗い
脱水をかけていた。





何も言わずにしている
そんな長男をみて
主人と
ふたり目をあわせ
ニッコリラブ






明日の朝のお弁当はわたしが作るから大丈夫よ
という私に
主人は
いいから寝ておきなさいと言う。





翌朝、
息子達はそれぞれ目覚ましをかけ
自力で起き



主人は
お弁当をつくり




行ってくるよ




と仕事へ出かけていった。





誰も居なくなったリビングに
ひとり
こそこそと片付けていると
義母が帰宅。




「食べんばいかんよ!」




とサンドイッチをテーブルへ。






美味しかった。


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昨夜、
帰宅した主人に
ありがとうね
と声をかけると



「ママがね、
みんなを送り届けたあと
ホッとして
『おてんちゃん』
を熱いお茶飲みながら
ちょこんと座って観ている気持ちが
よく分かるよおねがい

毎日
ありがとうねおねがい






と笑顔で話してくれた。







キャンセル4つしたのだけれど、
みなさんから
それぞれ
優しいmessageをいただいた。







甘えることで
いろんなことがみえてくる。





頼ることで
ありがたさが身にしみる。





そして
感謝がふえる。



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みんなから
忙しいのは分かるけど
もっと自分の身体を労りなさいウインク
疲れているということに気付きなさい照れ




と散々言われた爆笑






はい、
来年こそは爆笑