僕は
『ゴン』
と言います。




飼い主さんは他に
いたのだけど、




僕はこの家の
このお母さんに会いたくて、
可愛がってもらいたくて





田んぼや畑にいるお母さんの側にいったり、
肩に乗ったりして
いっぱい
いっぱいアピールしたら、




お母さんは最初
困っていたけど、



行くあてもないし、
お母さんに甘えたり、
身体も負傷していた僕をみて
お父さんが
一緒に暮らすことを決めてくれて、




「名無しの権兵衛
だから
ゴンにしようおねがい



って
名前までつけてもらいました。



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僕は
しつけはちゃんとうけていたから





トイレはどこでするべきなのか
ちゃんと分かっていたし、




ごはんを食べる時のマナーも知っていたから




お母さんから
いっぱい褒められて
嬉しかった。



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ただ、
僕は呼吸することがとても苦しかった。



それを
お父さんとお母さんが気付いてくれて
病院で
診察を受けることが出来たのだけど




先生はその時
もう
長くは生きられないって
言った。





横隔膜が破裂?している
というようなことを言ったみたいだった。





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でも、
お父さんとお母さんのおかげで
ぼくはもう6年もここで元気に生きています。






朝は5時に起きて
お母さんの枕元にいって
僕起きてるアピールを毎日してきた。






お母さんが疲れている時も
お母さんと遊びたかったから
遊んでー
って行くけど




お母さんは
相手にしてくれない時もあって
そんな時に
悲しい顔をしたら




ごめんねゴンチャン。




って
最後はちゃんと
抱っこしてくれた。





最初
ここで一緒にくらすことになってすぐ
お父さんとお母さんは旅行に行ったから
千恵子ちゃんが
ぼくの面倒を毎日見に来てくれました。






実はぼくは
千恵子ちゃんのことは
ここで暮らす前から
よく知っていた。






だから
お父さんとお母さんが驚くほど
僕は千恵子ちゃんにだけは
なついていた。




もちろん
お母さんのことも
知っていたよ。










千恵子ちゃんは最初
『犬派』
だったけど、




ぼくが来てからは
『猫派』
になってくれたみたいおねがい



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だからかな。


千恵子ちゃんは
ぼくがこの家に来たことは
絶対なにか意味がある




って




ずっとお母さんに言ってくれていた。




そして、
千恵子ちゃんは
小百合さん


っていう人と僕を
会わせてくれました。



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僕は人見知りが激しくて
知らない人が来たら絶対顔もあわせないんだけど、






小百合さんは
ぼくの気持ちをぜーんぶまるごとわかる人だ

って
すぐ分かった。





だから
素直に
僕でいられたんです。




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小百合さんに触られると
ふにゃふにゃととっても気持ちよかった。






そして、
小百合さんは
僕の気持ちをちゃんとお母さんに伝えてくれました。





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お母さん。

昔も可愛がってくれてありがとう。

今も可愛がってくれてありがとう。



いつも
たくさん可愛がってくれてありがとう。


いつも
美味しいごはんつくってくれてありがとう。



いつも
いっぱい甘えさせてくれてありがとう。



お母さんのひざにのることが大好きだし、
よしよし
ってなでてくれるのも
大好きだよ〜。



感謝してます。



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さゆりさんが言っていたけど
僕は
千恵子ちゃんがまだ子供の頃
飼っていたわんちゃんの魂が入っていて、





その時、
お母さんと千恵子ちゃんに
いっぱい
いっぱい
可愛がってもらったから




恩返ししたくて
猫の姿をかりて
この家に来たんじゃないかって。




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千恵子ちゃんは
なんとなくそういう感じがしてたみたいで、



なにより、



ぼくが
お母さんを助けに来たんじゃないかって
ずっと思っていて、




「ゴンチャンはお母さんの心を救ってくれてるんだって思う。」





って、
ずっとお母さんにも言ってたことを
僕は知ってる。

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僕は
お母さんのところにきたかったから
自分の意思で
お母さんに会いに来たよ。




でも
それが
お母さんの助けになってるのかな。




たとしたら
ぼくは
嬉しいな。




小百合さんと会ってから
お母さんは僕と
もっと
もっと
たくさん話すようになったよ。




嬉しいな。





そして、
みんなからも
たくさん可愛がられて




僕は
今とっても幸せです。



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小百合さんは
僕のような猫や犬の
動物の気持ちはもちろん、




人のことも
よく感じとれる人だよ。






犬や猫と一緒に暮らしているひとは
小百合さんとあってほしいな。





もっと
もっと
幸せになれるからね。






小百合さん、
ぼくの気持ちを
お母さんに伝えてくれて
ありがとうございます。





お母さんは
ちゃんと分かってくれているけれど




やっぱり
こうやって
ちゃんと言葉にして伝えてくれるのは
いいですから。


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今日もたくさん
お母さんに甘えたよ。




あ、
お父さんも
好きだよ(笑)




でも、
お母さんをいじめるお父さんは




大嫌いだからね(笑)





小百合さんのブログです。
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