日曜日の朝から、またまた物騒?なタイトルですみません(笑)
11年前にSLEを発症した時の話です。
遡ることさらにその10年ほど前から、私は自分の生きづらさが機能不全家族で育った(その頃はまだそういう言葉は知らなかったのですが、岩月謙司さんという方の本をよく読んでいました)せいだということには気づいていて、この病気も母親から毎晩ぶたれて自己肯定感を育ててもらえなかったせいだ!と思っていました。
そのことを元夫に話したら、二人でお父さんとお母さんに訴えに行こう!と言ってくれたのです。
普通な人はこんなこと↑絶対にしないと思うのですが、元夫がアスペルガーでそういう社会常識のようなものを全く気にしない人だったのが、今となっては本当にありがたかったというか、これも運命に組み込まれていたことだったのだろうと思います。
私が涙ながらに訴えると、母は泣き叫び、怒り狂い(お察し)、小さい頃と同じように私を恐怖で黙らせようとしてきました。
その時に父は、怒りの矛先を元夫に向けてきたのです。
「他人様の家のことに口を出すとは何事だ!お前はなんて失礼な奴なんだ!」と。
もう、まさに修羅場でしたね
が、母が何かで一瞬席を外した時に、
「いや、お父さんも分かってるんだよ、お母さんがおかしいってこと。でも、あの調子だからさ…」
とコソコソっと私たちに言い訳をしたのです。
私はSLEを発症してだいぶ症状(全身の痛み、39℃の高熱)が出て朦朧としていたし、何しろ洗脳されていたので「そうだよね、お父さんだってあの場では何も言えないよね」と素直に思ったのですが、しばらく経ってから元夫がその時のことを振り返って、
お父さんは卑怯だ
と一言。
その時も「うーん、そうかも」とは思ったのですが、母が「THE毒親」だということが分かっていたので、「父だけは私の味方!」と思っていないと自分を保てなかった私は、元夫のその核心を突いた一言を、表面上は理解できても、心底受け入れることはできなかったんですよね。
ですが今回離婚して出戻ってきて、やっと分かりました。
父は本当にまぎれもなく卑怯者だ
と。
長くなるので次回に続く。
ある日の夕焼け空と紫陽花