続きです

医師からの虐待10 ダンスパーティの夜

 

性別は、それほど明確に分かれているわけではない

 

生まれてきた赤ちゃんの性別がはっきりしない例は

 

3000例に一例くらい

 

日本の人口1億2000万人なら

 

単純計算で4万人はいる

 

多くはないが、そんなにまれなことではない

 

医療者向けの情報でそのような場合に

 

絶対に言ってはいけない言葉が挙げられていた

 

「男か女かわからない」

 

絶対的禁忌 と書かれていた

 

 

LGBTもあるが、それとは別にインターセックス

 

性分化疾患(半陰陽)の方々もある程度存在して

 

相当苦しんでいる

 

成人してからわかることもある

 

自殺した女子医大生の事例を知っている

 

 

そうそう、赤ちゃんが生まれて性別判別が難しい場合

 

医療者は両親になんというべきか

 

医療者向け情報によると

 

「おめでとうございます。元気な赤ちゃんですよ!

 

性器の成熟が遅れているようなので様子をみましょう」

 

そう言ってから

 

大急ぎで、性染色体や内性器の状態を検査する

 

出生届を出す二週間までの間にどうしても

 

結論を出さないといけない

 

性別保留で提出することもできるが跡が残る

 

仮にどちらかに決めて届けを出して

 

成長の過程で、発現してくる第二次性徴とずれてきた場合

 

本人の苦しみはいかほどか...

 

どちらかの性に完全に属していることは、けしてあたり前ではなく、なんて恵まれていて幸せなことだろう

 

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次は

医師からの虐待12 ある日の朝帰り