今日は23区のチャンピオンシップの出場をかけたあるレベル以上の人がエントリーできる大会に出てきました。

1回戦目60
アップのサービス練習でもノーミスで、それだけでやはりある程度のレベルの方と判断できたので、出足を慎重に心がけました。相手の方は全てができるオールラウンダーで、サーブ&ボレーも随所に混ぜてきます。1ゲーム目ジュースをものして、2ゲーム目のジュースをまたまたものにできたので、出足は良い感じでいけました。ここで調子にのらず、もう少し我慢して手堅いテニスを目指したのが功を奏しました。相手の方が少し流れを変えようと思ったのか、サービスで力んでいる感じがしたので、よりじっくり落ち着いて、セカンドサーブを攻撃的にリターンする気持ちで臨んでいたのが、相手に伝わったのかもしれません。ダブルフォルトをプレゼントしてもらいました。リードをもらい、自分のテニスを少しずつギアを上げ、ミスしたら少し抑える感じの繰り返し続けました。

2回戦目36
対戦前に、今日の第1シード(勝てば当たれたのに・・・残念でした)の方から、あの人との熱い戦い観させてもらいますよ、と軽くリップサービスを受け、さらに、俺より先にジョッパー(今のポイントシステムと違って昔はこのジョッパーという響きがよかったです)になった人ですよ、とさらに追い討ちを喰らいました。出足これまたジュースの末にサービスブレーク。でも飛んでくるボールは本物の匂いがプンプンするくらい生き生きしてました。気合いはもちろん充実していましたが、それが気負いにならないように、とにかく相手より先にミスを出さない出足を心がけ、31リードまでいきながら、ここでブレークされてしまい、追いつかれました。この当たりから相手のテニスが少しシコリ気味に変わってきて、こちらのバックハンドに集め始め、それをスライスで深く返球する展開が続き、相手の甘いボールをフォアでダウンザラインへにもっていって展開を逆にしてネットでポイントしていく形が続きました。しかし、34の場面でジュースを何本か続けた後、自分のボレーが甘く、いつもの当てるだけボレーになってしまい、次にパスを抜かれ、サービスゲームを落としてしまいました。35となりましたが、気持ちも切れずマッチポイントを何本もしのぎ、しのぎ、こちらもブレークチャンスがたまにあるという苦しい粘りのテニスでしたが、ついに最後はフラットサーブを叩き込まれ、リターンをネットにかけてしまいゲームセットでした。途中、相手がバックに集め始めた時に、もう少し多く、スライスでダウンザラインへ打っていくことができれば良かったですが、相手のボールも相当深く来てました。でもその中にも、絶対に甘いボールがあったはずで、それを見抜けなかったことと、その展開にハマってしまったことが反省点です。

練習では少しずつダウンザラインへのスライスが、攻撃的に打てるようになってきているので、今後ももっと練習して自分のテニスの引き出しに加えていきます。

今日は膝の弱みを、相手にはもちろん、自分にも絶対にみせないと決心して臨みました。その点だけは合格点です。会場には多くの知り合いがいましたけど、誰からも膝の事は聞かれませんでしたし、自分からも話しませんでした。

しかし、試合中はアドレナリンが分泌しているのと、気持ちでどうにかできたのですが、試合後、1人離れた場所で座っていると、痛みが増して、じっとしていても痛みが出て、歩くことさえできなくなっていました。怪我した自分に口惜しくて仕方ありませんでした。でも試合後ジンジャーさんにメールをして、少し様子を見た方が良いとのアドバイスを頂き、今までの自分の強引なやり方を反省しています。今は、湿布をしてだいぶ痛みが和らぎました。