『34 男にとっての結婚のメリット』つづきより

※途中からでも理解可能です♡

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35 流産と不妊に33歳にして悩む



33歳のときのことである。待望の第2子を妊娠したのだ。


ちょっと今月生理遅いかも。もしかして……? 


ドキドキしながらドラッグストアで妊娠検査器を買った。


早速使ってみたら、でたよ! 陽性反応がっ!

 

子供には兄弟をつくってあげたい。これは主人と私の共通の願いだった。それは夫婦で趣味の範囲でお見合のボランティアをするようになってから、兄弟がいる人よりも1人っ子のほうが結婚が難しいと感じたからだ。


結婚相手は誰でもいいというわけではない。それは誰しも同じことだが、1人っ子の親ほど自分の子供は1人しかいないとなると失敗は許されないという思いからあれこれ口を出して、子供が結婚できるチャンスを潰してしまうことがあると感じたからだ。


よく1人っ子の親は「娘には転勤がなく経済的にしっかりした人がいい」と言う。ただ現実的には大手企業勤務で全国転勤の可能性がある年収のいい男はそこそこいるが、転勤がなくて年収のいい男というのは地方公務員や一部の地元の有力企業勤務や儲かっている自営業の男性のみで数が少ない。結果的に「親元からあまり遠くない人でかつ年収の悪くない人」という男性を狙って婚活すると、決まる子は一部の人気のある女性のみで、売れ残るリスクが高い。本来、兄弟がいない1人っ子ほど結婚しないと将来助けてくれる親族がゼロになるのでどこでもお嫁に行くくらいの気持ちで婚活しないと厳しいのだが、1人っ子ほど地域を限定して結婚を難しくしてしまうことがある。


だからあるとき主人が「オレ、この子1人で終わっちゃったら絶対将来結婚相手のことで口をだしてしまいそうでマジ怖い」と言ったのだ。そんなワケで長女と親である自分たち自身のために子供は2人以上つくろうと主人と決めていた。


だから2人目の妊娠がわかったとき、嬉しくって、嬉しくってその日は主人の好物のハンバーグをせっせと作って早く帰ってこないかなぁって待った。


帰宅した主人に真っ先に報告したら、飛び上がらんばかりに喜んでくれた。


すぐに主人と自分の実家に報告した。翌日、優しい主人は午前中、半休をとってくれて家族3人で手を繋いで産婦人科に行った。


先生は淡々としていて「まだ妊娠初期ですから、心拍が確認できるまでは妊娠していることは言わないほうが良いですよ」と言ったが、もう両家の親には言っちゃったよと思った。でもその時は嬉しさいっぱいだったから「まっ、いっか」くらいにしか思ってなかった。


でも1週間後の検査で先生が「先週と赤ちゃんの大きさがあまり変わっていませんねぇ。もしかしたらダメかもしれません」と言った。

目の前が真っ暗になった。そんな悲しいこと言わないで……と思った。

すぐに先生の言葉が受け止められず「なんとかお腹の赤ちゃんが大きくなりますように」と祈り続けた。

でもその5日後、外出中にものすごく腰とお腹のあたりが痛くなって急いで近くのトイレに駆け込んだら、生理のときの比ではない血がでてきた。

私は流産してしまったのだ。

しばらくは何も考えられず、トイレの中で呆然としてしまった。

そしてバカみたいに喜んでくれた主人の顔が思い浮かんで「何て言えばいいんだろう」って思った。

まさか私が流産するなんて……。元陸上部の私、とりわけ体力には自信があった。生理痛などなったこともなく、生理はいたって順調。自分の1番の取り柄は元気なことだと思っていただけに、ショックは大きく、数日寝込んでしまった。

主人の「うちには子供が1人いるから、それだけでいいじゃないか」という言葉だけが唯一の救いだった。でもその主人が寝言で「残念だったなぁ」って言っているのを聞いて私以上にこの人は落ち込んでいるのかもしれないと切なくなった。 

私の流産は自然に流れる軽度のものだったらしく、手術の必要もなく、1ヶ月後には子作りを再開して良いと言われた。

最後の通院日、私は先生に、また子供ができるだろうかと聞いた。「33歳くらいから徐々にではありますが流産と不妊のリスクが高くなってきます。今回のことはとてもショックだったかと思いますが、流産は決して珍しいことではありません。またお子様が欲しいと思われるようでしたら、あまり長く間をあけ過ぎないほうが良いかもしれません。年齢が高くなってから不妊治療をするよりできるだけ若いうちに子作りをするほうが妊娠確率は高いですから」と言われた。


そんなこと知らなかったよ……と思った。

1子を出産した嬉しい思い出の詰まった産婦人科に、3年後まさかこんな悲しい思いで通うことになるとは夢にも思わなかった。そのクリニックは妊婦さんの検診日と不妊治療や婦人科系疾病の診察日をきっちりわけていた。自分が流産して初めて知った。世の中には、こんなに不妊や流産で悩んでいる人がいるのかと。


その後、私は第2子を妊娠し無事出産することができたので良かったようなものの、流産してしまったときの何とも言えない悲しみと、その悲しみを一刻も忘れたくて早く2人目が欲しいと悩み苦しんだ日々のことは今も鮮明すぎるほど鮮明に覚えている。

流産した後、私はどうしたら健康な子が産めるのかについて知りたいと思い、狂ったように妊娠に関する本や雑誌を読み漁った。様々な妊娠法が紹介されていたが、どの本を読んでも必ず共通して書いてあったことは、個人差はあるものの若いうちのほうが妊娠しやすく、流産もしにくいということだった。


結婚してママになりたいという願いは決して贅沢なことではなく、女性として自然な気持ちだと思う。ママになりたいと思ったら婚活は1日でも早いほうが良いと心底思うのである。



(つづく)


次回『セックスは円満なる結婚生活に必要不可欠なり(私の妊活体験記)』


2015-08-24



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