コロナな日々210~母の退院と父の七回忌とお盆な日々2024

 

●2024年8月〇日(〇) 松屋 期間限定「回鍋肉定食<半熟玉子>」

 

本日も仕事がたまっていて、某店に行く余裕がない。松屋へ。先週に続いて、期間限定「回鍋肉定食<半熟玉子>大盛ご飯」(税込880円)。これはこれで、美味しい。ハンバーグよりこっちやな。

 

●2024年8月6日(火) 病院へ

 

16時過ぎ、病院へ。面会。あさって8/8(木)に予定されている「話し合い」とは「一体何を話し合うのか?」と母に問われる。自分も何も聞いていない、今後の退院に向けての見込みとかを話してくれるんじゃないの?と答える。たぶんそれしかないだろう。

 

医者はたまに顔を見せるだけで、何も教えてくれない。リハビリもあまりちゃんとやってくれない。看護師は色んな人がいて、優しい人もいるけれど、ケンケンしていて強い口調で命令されたり、ぞんざいに扱われたり、何もしない(すべて母にやらせる)看護師もいると、相変わらず母はご立腹。あさって木曜の「話し合い」のためにまた来ると告げて、病院を後にする。

 

●2024年8月○日(○) 某店訪問431回目

 

「鯵フライの塩野菜あんかけ」「戻り鰹タタキ」「ハンバーグ デミグラスソース」。鰹のタタキは、それなりにボリュームがあってうれしい。

 

●2024年8月8日(木) 病院で「話し合い」

 

14時半過ぎ、病院へ。15時から「話し合い」。相談員(男性)、リハビリ担当のナース、病床担当のナースから報告がなされる。いずれも入院から現在までの経過と「退院しても問題ない」旨の報告。遅れてきたドクターからも「各種数値も随分改善した。いつ退院しても問題ない」旨の話がある。なんだ、退院の「話し合い」だったのか。良かった。ようやく退院できる。

 

しかし、母は心不全の再発や自宅にて一人で生活できるか不安があり、退院に迷いがあったので、自分が背中を押し、退院すると明言した。では、いつ退院するのか? 明日8/9(金)は自分が仕事のため無理、8/10(土)は退院の枠がすでに埋まっている、8/11(日)・12(月・祝)は日曜・祝日のため退院不可、8/13(火)・14(水)も退院の枠がすでに埋まっているので、「最速で1週間後の8/15(木)になる」と、相談員が言う。

 

すると、ドクターがやや切れ気味に「今、病床がいっぱいで、救急搬送を全て断っている。早く病床を空けたい。一週間も待てない」。なるほどね。比較的症状の軽い母は早く退院させて、急患を受け入れたいということか。ここは急性期病院なので、当然の判断だろう。すぐに相談員がどこかに内線を入れ、結局、あさって8/10(土)10時に退院することが決定した。

 

「話し合い」終了後、病床に戻り、母と話す。実は8/10(土)は15時から父の七回忌法要をお寺で行うことになっており、東京から弟夫婦が帰省する日なんである。母が入院しているので、法要終了後に自分と弟が母と面会(面会は2名まで)し、その後、実家に行き、父の仏壇を拝んで、精進落としの会食をと考えていたのだけれど、母が午前中に退院するとなると、話は別である。結局、母は法要と会食には出ず(その体力がない。外食もできない)、法要が終わった後、家で自分の妻や娘、弟夫婦のみんなで、お茶するということになった。

 

急きょ母が退院することになったので、面会終了後に病院から実家に行き、ずっと気になっていた座布団カバーや椅子の上に敷いていたバスタオルなどを全て洗濯。また、母が「減塩食しか食べられない」というので、楽○で検索して、1食当たり塩分2.0g以下の「冷凍弁当(ご飯なし) 10食セット」を約5,500円にて購入し、8/10(土)16~18時の間に実家に配送してもらうよう手配。あさって8/10(土)はメチャ忙しくなりそうである。でも、とにかく母が退院できることになり、うれしい。

 

 

●2024年8月○日(○) 某店訪問432回目

 

「天然鯛の包み焼き」「パリパリ皿うどん」。隠しメニューは「そうめん ジャコおろし」。

 

「玉川祝」(京都)。「玉川」は以前、熱燗でお勧めされていた。

 

8/10(土)~8/18(日)は「店内改装のためお休みします」とのお知らせ。どこをどう改装するのか、お盆休み明けが少し楽しみである。

 

●2024年8月10日(土) 母の退院と父の七回忌法要

 

朝8時過ぎ、まず実家に行き、8/8(木)に行った洗濯物を取り込む。次に、スーパーに行き、お盆のお供えの果物(シャインマスカット、ハウスみかん、ジョナゴールド)を購入。一旦、自宅に戻り、9時40分に病院へ。窓口で、退院の手続きと料金の支払い。結局、今回の再入院(心不全)は、7/5(金)にこの病院に救急搬送されて入院し、7/8(月)に隣りまちの病院に転院、7/25(木)にこの病院に再転院したため、この病院3日+16日、隣りまち病院17日の計36日間も入院していた。

 

なお、前回(腰椎の圧迫骨折)の入院は5/25(土)~6/9(日)の15日で、6/10(月)~7/4(木)は実家で生活していたのだけれど、5月下旬からずっと入院しているようなイメージがある。

 

10時少し前、母が病床担当のナースと一緒に1階におりてきたので、玄関前までクルマを回し、今度は壁にぶつけないように慎重に運転し(7/25(木)の再転院時にクルマをぶつけた)、母をクルマに乗せ、実家に連れて帰る。

 

実家に帰ってまず行ったのは、母が入院中ずっと気にしていた婦人科の受診を予約すること。紹介状のある病院に電話するも、来週はお盆休みなので、診察は8/19(月)以降になるという。相変らず、間が悪い…。仕方がないので、8/21(水)の診察を予約。次に、実家の冷蔵庫はほぼ空なので(水しかない)、近所のスーパーに行き、焼き鮭、お惣菜セット、牛乳、ヨーグルト、バナナなどを買い出し。最後に、お寺での法要に必要なため、仏壇から父の位牌を引き上げる。

 

自宅に戻り、いつもなら野菜たっぷりカレー味コンニャク鍋&トマトとキュウリと玉ねぎのサラダを作って食べるのだけれど、前日の8/9(金)午前中から喉が痛み出し、身体の節々が痛く(特に自分の場合、弱点である首がメチャ痛くなる)、少し熱も出てきたようで、鍋とサラダを作る気も食べる気も起きない。仕方がないので、禁断の麺類である素麺100gを茹で、切ったトマトとキュウリ&薬味である大量の九条ネギ、練りワサビともに食べる。久し振りに自宅で食べる冷やし素麺は美味しかった。

 

14時頃、妻と娘をクルマに乗せ、自宅を出発。最寄り駅で弟夫婦をピックアップし、15時前にお寺に到着。寺務所にて「お盆 御布施 金壱萬円也」「七回忌 御布施 金参萬円也」の封筒を渡す。当家のお盆と父の法要は30分程度で終了。実家へ向かう。

 

実家に到着直後、2日前に楽○で購入した「減塩 冷凍弁当 10食セット」のクール宅急便が到着。この一番ややこしい時に、また間が悪い…。仏壇に父の位牌を戻し、みんなに拝んでもらう。その後、懸案事項だった2階にある折り畳みベッド(自分が30代に一人暮らししている時に使っていた)を自分と弟の二人で1階に下ろし、和室に配置して布団を敷く。とりあえず、これで様子見か。折り畳みベッドは高さがないので、うまくいかないようであれば、病院指定の「福祉ベッド」をレンタル(1ヵ月3,000円)する必要がある。

 

弟夫婦が「着替えたい」というので、和室を空け、着替えさせる。事前に母は「ベッドを下して、お菓子を食べたら、早めに会食に行け」と言っていたのだけれど、弟に会うとやはり話したいことが色々あるらしく、そばに呼んで、ずっと「家」のことを話している。その間、自分たちはお菓子を食べながら、テレビを観ていた。

 

実家を出て、精進落としの会食へ。わが家得意の「和食 さと」に到着するも、6グループ待ち。まだ18時過ぎなのに、メチャ盛況。ここまでの混雑は想定外。お盆期間かつ3連休の初日ということか。ドリンクバーやソフトクリームバー(「さと」にはソフトクリーム食べ放題がある)に人が群がっている。勘弁してくれ…。

 

20分以上待ち、4人掛けテーブルでも良いなら案内できると言われたので、店内へ。予約はしていないので(「さと」の予約には一人当たり3,000円以上の注文が必要)、各自、好きなものを注文。自分は「うな重セット(ミニ麺付) ご飯大盛り」(2,363円)とドリンクバー(383円)。母の財布なので、単品最高額メニューを遠慮なく、がっつりいただく(笑)。

 

妻は「ローストビーフ重セット(ミニ麺付)」(1,813円)、娘は「厚切りロースとんかつ(ご飯なし)」(1,318円)、弟は「期間限定 黒毛和牛の牛すき重(ミニ麺付)」(2,198円)、弟の奥さんは「なごみ弁当 ミニ華ちらし(ミニ麺付)」(1,098円)。その後、自分以外はデザートをオーダー。自分は「うな重」がご飯大盛りだったのと、久々のドリンクバーで欲張ってホットコーヒーを3杯飲んだこともあって(「さと」のホットコーヒーは意外に美味しかった)、デザートは食べず。

 

弟夫婦を最寄り駅まで送り、20時過ぎ、自宅に戻る。黒ネクタイを外し、着替える。夕食は食べる気がしない。やはりカゼがひどくなってきたようで、しんどい。しばらく横になった後、風呂に入って、眠る。疲れた。

 

●2024年8月12日(月・祝) 実家へ

 

15時過ぎに実家へ。着くなり、母が怒っている。婦人科の予約をなぜ8/21(水)にしたのか。遅過ぎる。そんなに待てない。いやいや、紹介状のある病院に電話したら、来週いっぱいはお盆休みで、診察は8/19(月)からで、僕の休みが8/21(水)しか取れないからそうしたんやろと言っても、母は聞いていない、知らないの一点ばり。やっぱちょっとボケが進んできているようで、自分の言ったこと、僕が言ったことを「知らない」「忘れた」と言うことが多くなってきた。

 

仕方がないので、他の婦人科の病院をスマホで調べて、ホームページの「お盆休みのお知らせ」を確認し、念のために電話する。祝日なので、どこも録音メッセージが流れる(メッセージが流れないところもある)。やっぱ今週は世間的にはお盆休みなのだ。とそこに、母がC病院なら産科が人気で流行っているからやっているかもと言う。ホームページを確認すると、他の病院にはある「お盆休みのお知らせ」がない。念のために電話すると、すぐに人が出た。明日から通常通り診察している。初診の予約はできないので、朝10時以降に来て欲しいとのこと。さすが地域で人気の産科メインの病院か。お盆休みなしは素晴らしい。

 

●2024年8月13日(火) 実家&C病院へ

 

9時20分頃、実家に到着し、母をピックアップしてC病院に連れていく。9時40分頃、到着するも病院の駐車場はすでに満車で、待っているクルマが3~4台。近くのコインパーキングに駐車し、病院へ。広いロビーは人でごった返しており、窓口に行列ができている。スゴイな…。本日はお盆休みで病院は休みのところが多いため、カゼをひいた子どもなども来院しているようだ。

 

何とか受付を済ませ、診察を待つ。かなり待たされる。そのうち、母がトイレに行きたいと言い出し(肺に水が溜まらないよう、利尿剤も飲んでいるため)、席を外している間に案の定、母が呼ばれる。相変らず、間が悪い…。ナースが呼びに来たので、「トイレに行っています」と言うと、「またお呼びしますので」とのこと。しかし、次も、その次も、その次の次も、呼ばれない。せっかちな性格&腰椎の圧迫骨折で同じ姿勢で座っていることが困難な母はしびれを切らし、どうなっているか聞いてこいと言う。仕方がないので、受付に聞きに行くと、「予約の人が複数人いて、その人たちを優先させているので、もうしばらく待ってほしい」とのこと。

 

ようやく呼ばれ、母は診察室へ。しばらくするとナースが自分のところに来て、「先生から話があるので、一緒に聞いて欲しい」と言う。診察室に入ると、ドクターが過去イチレベルで、メチャ分かりやすく母の症状を説明してくれる。さすが人気の産婦人科やな。母は自分が子宮頸がんかもしれないと疑心暗鬼に陥っていたのだけれど、ドクターによれば、子宮頸がんはセックスによって感染するので、母が子宮頸がんになる可能性はないとのこと。ただ、持病はあるので、経過観察のため、通院は必要の旨、聞く。母も安心したようで、とにかく良かった。

 

料金の支払いまで、またかなり待たされる。病院というところはとにかく待たされるところなのだ。高齢者の数がますます増加中で、高齢者はみんな複数の病院に通院するので、病院はどこも繁盛している。先月に母が転院して入院していた隣りまちのB病院なんか、いつ行ってもロビーと廊下が患者とナースとスタッフと面会者で、ごったがえしていた。

 

結局、訪問から3時間後の12時40分頃、病院を出る。実家に戻り、今度は第二懸案事項の「銀行訪問」のアポを取る。まずは特にややこしい3行がターゲット。2行は母が担当者に電話し、日時を調整。1行は、訪問日時はネットで予約してくれと言われたため、自分がスマホで予約した(1週間~10日先ぐらいまで、すでに予約はある程度埋まっていた)。結果、8/21(水)10時にA銀行、同日12時にB銀行、8/○(○)14時にC銀行に予約を入れる。やれやれ。

 

●2024年8月15日(木) 実家へ

 

15時過ぎ、実家へ。16時過ぎ、楽○で購入した「減塩 冷凍弁当 10食セット」(この10食セットはA~Eの5種類あり、計50食の異なるメニューがある。この時購入したのはBセット)のクール宅急便を受け取る。その後、母と2階に久し振りに上がり、タンスの中の衣類をチェック。第三懸案事項の「衣類を全てリサイクルショップに持って行き、買い取ってもらえないものは全て処分する」の仕分け作業を行う。とにかくわが家は、諸事情あって、母の衣類が大量にあるのだ。

 

全部捨てれば良いと自分なんかは思うのだけれど、終戦直後の昭和20年代、極度に食料や衣料品などのないモノ不足の時代に田舎で育った母からすると、「これなんか百貨店で○万円で買って、1、2度しか着ていないのに、なんで100円にもならないのか」と、いつも怒り心頭(笑)。しかし、時代は全く変わってしまったのだ。今やモノはあり余っており、自分の好みのモノでなければ、タダでもいらないのである。

 

じゃあ、人々はモノの代りに何を欲しているのかというと、それはやっぱコトであり、体験であり、物語であり、他者からの承認(いいね!)であり、それから、自分の自由と「楽」(enjoy,fun,amuse,easy,comfortable)ということなのかもしれない。まあ、金さえあれば、世の中のことはある程度、何とかなるけどね。ただ、人生の中で最も大切な家族と健康と愛は、金では買えんけどね…。

 

閑話休題。夏物ですぐに売れそうな衣類を仕分け、風呂敷包み3つ分用意。大手買取ショップの○コリングのホームページから、8/○(○)15時に予約を入れる(ここも1週間~10日先ぐらいまで、すでに予約はある程度埋まっていた)。もう1店舗の近隣のリサイクルショップには、アポなしで8/21(水)の銀行訪問の合間に持ち込むことにする。

 

●2024年8月16日(金) 実家へ

 

15時過ぎ、実家へ。この日は元々実家に行く予定はなかったのだけれど、前日に用事ができて、急きょ行くことになった。しかし、その用事が何だったのかどうしても思い出せない。まだ9日しか経っていないのに、全く記憶にない。自分も少しボケてきたのかもしれないな。

 

●2024年8月18日(日) 実家へ

 

9日間のお盆休み最終日。15時過ぎ、実家へ。結局、この9日間中、6日間は実家に行ったということになる。そして、8/9(金)にひいたカゼがずっと治らなかった。予定していた日帰りドライブ(舞鶴or熊野那智大社でルート調査・研究済)にも行けなかった。

 

でも、とにかく母が退院し、実家に戻ることができて良かった。親が入院していると、気分が暗く沈み、世の中の明るい人たちの言動を見聞きすると、イライラする(笑)。少なくとも、今はそういうことはない。あと数年いや4~5年ぐらいは今の状態でいてくれると良いのだけど、さてどうなるか…。とにかく悔いの残らないよう、自分のできることをやるだけである。