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  konitanblog過去記事で紹介し、中長期で期待しているアセットマネージャーズ(2337)ですが、先日無担保転換社債型新株予約権付社債の発行を発表しました。これはストックオプション付の社債で金額にして約90億円です。時価総額の10%近くの巨額な発行なので下落要因です。

 実際に4/1に同社の終値は前日終値に対して4.08%下落しました。

 でも本業は好調で、1月の2005/2期業績予想を3月31日に上方修正(経常利益8%アップ)しています。つばさ証券の1月のリポートによりますと、(1)今2月期の第3四半期連結業績は前年同期比111.4%増収、257.5%経常増益と順調(2)不動産ファンドビジネスは資産運用型で9カ月で残高は544億円増加。05年2月末で1500億円、06年2月末はバルクセールの取得増が期待され3000億円へと大幅増を予想(3)M&A(企業の合併・買収)では中国の不良債権への投資をスタート。うまく運べば、債権総額1000億円前後までの引き合いがあり、投資妙味が期待される――と指摘してます

 つまりは、この業態は引き合いが増えれば増えるほど極端に資金需要が増えるため、今回の社債発行も悪いことではありません。この会社の運用に期待するなら、今回のような株価下落時は絶好の買い場となるでしょう。

 しかしながら、一点だけこの会社の財務戦略に疑問を持っています。それは現在どこの会社も配当増加を発表していますが、この会社も2004/2期で配当性向27%の配当を行っています。同社のような成長過程にある会社に関しては、税引き後の利益から支払われる高コストのわずかな配当は、一株主として期待していません。それより内部留保に充当して同社のすばらしい運用力で複利的に運用していただき将来の株価で応えてほしいと考えています。

 (当投稿は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する最終的な決定は、読者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。)