幼い頃、

家に祖父母がいるのが当たり前だと

思っていた。


でも、

たまに行く、

もう1つの家にも、

祖父母がいて。

そこは、

滅多に行かないからか、

子供心に、

とても居心地の良い所だった。


ニコニコ優しい祖父母、

穏やかなおじさんとおばさん。


家の周りも、

住んでいる家と違って、

楽しい場所だった。


自分の家に不満があった訳ではないが、

とにかく、人も場所も好きだった。



一緒に住んでいた祖父母は、

祖父は穏やかな人だったが、

祖母は、もうとても強い人で。

自分が家の主のような強烈な人だった。


姉を

田舎ゆえの「あととり」として

溺愛していたから、

祖母からしたら私は今で言う「スペア」の

ようなものだったのだろう。


グレずに育ったのは、

他の家族がみんな愛情を

いっぱいくれたから。

と、

今では思う。



溺愛され育った姉は、

祖母が弱るほどに、

おとなしかった面影は無くなり、

最後は、

祖母をずっと大嫌いだったと、

罵り、泣かせていたらしい。



愛情のかけ方は、

人の数だけあると思う。


かける方と受ける方。


何かがすれ違うと、

全く別のものになってしまうのかもしれない。


一緒に住むのと、

別に住むのもそう。


ほどほどの距離感が

大事なこともある。



今は、

祖母も私には懐かしい思い出。


あちらでも、

好物のどら焼たべながら、

仕切っているのかな⁉️

と、時々想ったりする(^^;)



 

 


 

 



 

 











 

 

 

 

 

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