夫の不倫を子供に話すことはダメとは言いませんが子供をさらに不安にさせない義務は私の義務 | 夫、妻の不倫、浮気、夫婦問題カウンセリング|河野匡利

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夫(妻)の不倫を子供に伝える場合、子の年齢や性格、(不倫している)親との関係性や、今の精神状態、子供が勘づいているかなど、子供に対して検証することは多々あります。

つい感情的になり夫(妻)の愚痴や不満を言いたくなる気持はわかりますが、もう片方の親をこき下ろすそんな親の言葉は聞きたくもないでしょう。

仕方がなくママ(妻の不倫の場合、パパ)の聞き役になっている子もいます。

 

また、夫婦自体がどのような状態かにもよります。

帰ってこないことが多い夫や、すでに別居している夫婦もいます。夫婦によって状況は様々です。

今の中途半端な状態を伝えるべきタイミングの方も少なくありません。

極端なことを言えば、離婚をするのに(夫婦お互いその方向で決着がつきそうなのに)、パパは単身赴任で当分いないとは言わないですよね。

やはり子供にも現実を受け入れてもらうのも親の義務です。

 

だから子供には夫婦の問題を話すことは必要なのかもしれません。

それには以下のことを認識してください。

 

真実を知った子供の気持ち、感情をあなた自身があまりに不安、恐怖に感じない勇気。

子供がどう感じるかを悲観し過ぎ、自分(親)がネガティブになるのはいただけない。

そんな親を見れば子が不安になるだけです。

不倫している父(母)に対する不安より、ママを見て不安になるだけです。

 

そして、言葉を慎重に選び、大人の事情で嘘はつかない。

自分の感情を正しく伝えることは大切ですが、絶望感を漂わせないことです。こんなネガティブな感情は自分だけであって、ほんとにお先真っ暗、私の人生何もかも終わったのか。そんなのは事実ではないのにです。

 

だから、「大丈夫だよ」と子供をケアーできない弱い自分なら言うべきではない。それでも言わなくてはならない場面がくる。

でも、親がしっかりしなくてどうするのか。

子は親しか頼る人はいません。

子供にはそんなに悲観することはないと励まし、期待を持たせてもいい、これからも将来もあなたは大丈夫だからと。

 

両親が仲よくそろっている暖かい家族が誰しもいいに決まっています。

でも、こんな苦しい状態、よくない現実なら、いっそこっそママ(パパ)だけでもいい。

でも、僕(私)の将来まで台無しにしないで!

僕(私)は大丈夫だよね?生活できるよね?ちゃんと進学できるよね。目指している方向に進んでいいんだよね。

そう叫びたい子もいます。

 

子供に言うのかは、自分の心の状態次第とも言えます。

安易な気持ちで言うと後々後悔するでしょう。

自分自身が強くて安定しないと難しいかもしれません。

そういう意味で何があっても子に大丈夫だよと言えるくらいの自分になって欲しいのです。