浮気、不倫問題専門カウンセラー河野です。
終わっている不倫、完治している不倫はあるし、
もう二度としなくなっている状態の人たちも見てきているわけですから、
不倫は依存症だとも言い切れないし、
依存症だから回復はあっても、完治は困難であるとも言えない。
それと不倫と依存症を関連させるのであれば、
性依存症の夫だから、やめない、繰り返すと言ったほうがしっくりするのでは。
でも、
もう二度と浮気、不倫しない夫はいるし、依存症だから完治しないとか、性依存症のレッテルまで貼ることは乱暴です。
過去から現状までをよく検証して、
夫自身の行動を観察する必要があるはずです。
依存症と言えば、
ギャンブル、ゲーム、アルコール、薬物やセック〇など様々です。
ある行動をしている時（後）に、その行動をとった人に対してですが、
良い結果が出てしまったことから始まってしまうものです。
やったことによって得られた達成感、優越感、
やったことで享受できた快感、刺激。
それらによって、
嫌な事、苦しい事、悩み、不安を抱えていたら、
一時的に忘れさせてくれまず。
だから、それを享受したいがために、また行動をおこす人もいます。
不倫したから、実際は病んでた、
心に傷を負っていたなどとネガティブ思考だったから
とは言えなく、
不倫することによって、相手との駆け引きからすべにおいて、
恋愛初期の頃のようなドキドキ感、スリルを味わいたい、
性的刺激を満たしたいと、ポジティブマインドの人たちも多いのです。
話を戻しますが、そのような行為によって、
最高の気分、良い結果を得られる。
ならば、それをまた享受したくなるのは不思議なことではありません。
で、やる。また本人とって好ましい結果を得る。だからまたする。
そんな感じで行動の頻度が増していく。
脳が、やればいい結果を得られるってインプットしていくから、
どんどん行動は強化されていく。
どうでしょう。
もう完全に脳の一部が機能不全になった状態です。
やめたいけど、やめられない。
どうしても、またやってしまう。
依存症の姿です。
では、不倫ではどうなのか。
いろいろな意見はあるでしょうが、私的にはです。
不倫は依存だから、やめられない、完治しないなどと言うのであれば、
もし不倫と依存ということを繋げたいのであれば、冒頭に言いましたが、
性依存のほうを疑います。
夫が浮気を繰り返すのは、
不倫をやめないのは、性依存症の疑いがある。
でも、いくら浮気を繰り返したり、なかなか不倫女と切れないから
性依存症なのかというと、そうとも言い切れない。
薬物もアルコールも性依存症もですが、もし本当に依存症であれば、
回復はあっても完治は難しいものです。
でも、不倫は完治した人たちをかなり見てきております。
性依存症とレッテルを貼るのにも慎重に判断しなければなりませんし、
安易に依存症だからやめられないんだよ って言うのも乱暴です。
性依存症の傾向があるか否かは、
いくつかの質問でも判断は可能ですが、
もし、該当するのであれば、やめさせることは難しいことは確かです。
どんな手をつかっても目的を達成しようと狂います。
水面下や再発の度、何度も嘘をつかれ、
裏切られる苦しまされるのが落ちです。
セック〇をするためには、平気で嘘がつけるからです。
カウンセリングでも人の旦那様を、
性依存症だわねと安易には言いませんが、
性依存というか関係依存のほうを強く感じる夫もいますが、
依存ということで言えば、物に対しての依存も含め、
人は誰しも依存しやすい生き物かもしれません。
そんななか、浮気を繰り返す人、
なかなか不倫から抜け出せない人は、
本人は気づいていない、そんなわけがないと思っていても、
関係依存、性依存に陥りやすい人たちであることは否めません。