●シャッフル

 国会閉会中の永田町周辺は閑散。党の主な役職以外の議員は、戦後最長の通常国会でおろそかだった地元活動に奔走。例年お盆を挟んだ日程が「田の草取り」の選挙区回りの時期ですが、もう稲刈りも運動会も終わり、「秋祭り」といったところ。
昨日野田総理と安倍総裁以下民主・自民3役の初顔会わせから、臨時国会召集に向け動き出しました。委員会構成は新たにシャッフルで、国対関係者からの内々の連絡で私(小室)は、引き続き「総務委員会」「東日本大震災復興特別委員会」「政治倫理・公職選挙法改正特別委員会」に所属となりそうです。

★★★★★★★★★★★

  東京はカラッと晴れ。当分不在のため、洗濯して出発。

  8時45分議員会館事務所へ。
  島根では「政策・予算チーム」による各種団体との意見交換会が進み、山陰道や直轄河川整備を求める斐伊川・江の川・高津川流域の各期成同盟会、農業農村整備協議会などから、国土交通省・農林水産省政務三役・民主党陳情・要請対応本部への面談要望が出され、来月にかけて日程調整。
  歩いて民主党本部へ。
 ザワザワと涼しい風が吹き、国会通りのイチョウから銀杏から落ち独特の臭い。秋本番を実感。
  8階控室で吉川政重議員が、「代表選以来地元で息が抜けませんよ~」とぼやき。 おっとり現れた森本哲生議員に、「ご苦労様でした」と農林水産大臣政務官の退任を慰労。土地改良予算の要望でお世話になりました。

  11時15分輿石東幹事長、安住淳幹事長代行と面談。
 安住代行から、「与党は常に批判にさらされるが、自民党もそれを乗り越えてきた。これまで以上に地元活動をがんばって欲しい。本部も支援する」と激励。7年前の前回選挙の公認内定時の選対委員長で、厳しく指導いただきました。

  14時05分羽田発米子便で帰省(通算147往復)。
 枝野幸男経済産業大臣から今日届いた「叩かれても言わなければならないこと。」と題する著書240Pを1時間余りのフライトで読破。
 「『成長』や『改革』は幻想」「拍手喝采される政治は嘘」「必要なのは『敗戦処理』」など刺激的な表現で日本の今を分析。3.11当時官房長官、その後「脱原子力依存」のエネルギー政策をまとめる経済産業大臣として奮闘した経験を踏まえ、
「日本は、大量生産・大量消費という『近代化』の峠を越え、新興国に追いつかれた。意識を切り替える時」との指摘に納得。

 16時20分なじみの●●●で散髪。小鬢(こびん)の白髪が目立ち、秋スタイルでカットとぼかし。

 18時30分サンラポーむらくもで渡部印刷労働組合の定期大会。 私から、「20歳で入った県職員の初任給7万6千8百円、10年勤め退職して県議出馬の際が16万8千円だったが、給料の上がる時代。今はそうではない時代の転換期。次の世代に何を残せるのかを考えながらがんばりたい」とあいさつ。
  はくいし恵子県議は、「今日で県議会が終了。社会的に弱い立場の人達に光を当て、安心の社会をつくりたい」と訴え。

  今日は長男の25歳の誕生日。彼が3歳の時、県議選出馬のため県を退職。肩車であちこち連れ歩いていた彼も、今は私よりも体重は重く。月日の移ろいを感じます。
 妻が残業で遅く、二人で食事に出かけガッツリ飲みました