あついのはスポーツだけで十分 猛暑は懲り懲りだ | 下総老人の戯言

下総老人の戯言

下総の地に住む一介の素老人です。日常生活の中で日々感じたことを書き綴りました。人生楽しく、日々、是好日にしたいものです。

 

連日、猛暑が続いている。これは異常な暑さだ。私のような年寄りにはかなり堪える。

 

この猛暑の中、熱戦を繰り広げた高校野球千葉県大会は木更津総合の優勝という結果で幕を閉じた。我が愛する専大松戸は5回戦で市立船橋に5対1で負けてしまった。完全な力負けだった。その市立船橋は決勝まで進んだが木更津総合に延長10回タイブレークの末2対1で敗戦。投手陣に石沢、千葉という2枚看板を持っていた木更津総合の方が少しだけ市立船橋より有利だったということか。木更津総合の甲子園での活躍を期待したい。

 

パリオリンピックでも連日熱戦が展開されている。日本勢は順調にメダル獲得数を増やしている。私の中ではオリンピックへの注目度は若い時に比べ格段に減じてきている。しかし、日本の国技である柔道は興味深く観戦した。

 

期待されていた阿部詩選手が2回戦で敗退した。世界ランク1位のウズベキスタンの選手に見事に一本取られてしまった。負けた阿部選手は人目を憚らず大声で泣き叫んだ。異常だった。私は違和感を感じた。世界ランク1位の選手に負けたのだから番狂わせでも何でもない。力が劣っていたから負けたのだ。あの態度は相手の選手に対して失礼ではないのか。潔く畳の上から降りるのも真の柔道家としての礼節ではないのか。私の意見は厳しいのだろうか。

 

私は男子81キロ級で2連覇を達成した永瀬貴規選手の柔道には瞠目した。永瀬選手は全く危なげない柔道で決勝まで勝ち上がり優勝を勝ち取った。畳の上で戦う彼の姿は如何にも日本の柔道家だった。さらに彼の顔も良い。日本の古武士を彷彿とさせる面構えだ。こんな選手が日本にもいたのか。素晴らしい選手だ。

 

パリオリンピックは益々熱くなるだろう。それはいいが、日本の猛暑はそろそろ落ち着いて欲しい。この暑さ年寄りの身にはかなり堪える。涼しさが待ち遠しい。