気分転換

昨夜は小説の追加取材だった。東京から戻ったその夜、わざわざＫさんにご足労願った。Ｋさんはネタ元だ。常に新鮮でバラエティに富んだ話を聞かせてくれる。いつまで聞いていても飽きることがない。美味しいお寿司をつまみながら『これと一緒だな』と感じていた。
問題はそれをいかに料理するかだ。美味しくするのも不味くするのも自分の腕次第。素材は一級品のものが揃っている。料理人オレ、しっかりやりなさい。



そうは言いつつも、連日高いテンションでバリバリ書き進むというワケにはいかない。あきらかに気分が乗らない日だってある。そんな時、いかに気分転換を図るかが鍵となる。

僕はよくメールや手紙を書く。「書く」という行為から離れるのではなく、少しずらして文字を綴る。地続きの状況を保てば、再び本題に戻る時の入りの感覚がスムーズなのだ。例えば３０分ほどの時間を使って手紙を書くと、ホッとしたような満足したような気持ちが湧き、その小さな幸福感を持ったままで再び物語に返っていける。

しかし、それくらいではどうにもならない気分の時もある。その時は人に会いに出掛けたり、キット作りに没頭する。完全な切り離しだ。これはこれで上手く行く時もあるのだが、引っ張られ過ぎて翌日を無駄にすることも多々ある。なかなか難しい…（苦笑）



皆さんはどんな気分転換のテクニックをお持ちなのだろうか。あっと驚くようなネタが飛び出してきそうな気もする。その時は料理人オレが責任を持って預かりますよ（笑）

さて、気分転換もできたことだし、ここらで本題に戻ることといたします。

---

▼公式ウェブサイト
http://www.y-komori.net/

▼小森陽一プロダクト ウルトラマンガレージキット
http://www.y-komori.net/garagekit/

▼Facebook
https://www.facebook.com/yoichi.komori67