自民党大会が、一昨日26日に、東京都内で開かれました。

 

岸田総裁は、演説で、目指す政策を列挙し、団結を呼びかけ

 

ました。4月の統一地方選や、衆院4選挙区の補欠選挙が予定

 

され、大分県での参院補欠選挙が行われる可能性もある中、

 

総決起集会の色合いが濃い、と報じられています。しかし、その

 

中で、様々な問題に触れなかったことは、都合の悪いものには

 

蓋をしようとしている、と思われます。世界平和統一家庭連合

 

(旧統一教会)とのつながりによって、教団の活動を認めたことに

 

なったことへの反省は見られず、今後は関係を断つという約束も

 

守られるのか疑問に思います。市町村議にも、教団との関係は

 

広がっています。統一地方選前に、これまでのつながりを明らかに

 

し、反省とこれからへの決意が必要だと思います。岸田首相は、

 

国会審議の中で、公認・推薦候補には宣誓書を提出させるなど、

 

教団と関係を持たないことを約束させている、と述べています。

 

しかし、自己申告で、組閣の際にも自己申告せず、つながりが

 

明らかになり更迭された閣僚がいることからも、信頼できるか

 

疑われます。多様性を謳いながら、LGBTへの理解を促進する

 

法案についても全く触れていません。選択的夫婦別姓についても

 

触れず、党内の融和ばかりに気を使っているように思います。

 

国民政党、というなら、多様な考えに寄り添う方針を出してもらい

 

たいものです。