22日の衆議院代表質問で、国民民主党の玉木代表が、選択的

 

夫婦別姓の導入を訴えた際に、議員席から「だったら結婚しなくて

 

いい」とヤジが飛びました。玉木氏が、若い男性が交際中の女性

 

から「姓を変えないといけないから結婚できない」と言われたという

 

エピソードを紹介し「夫婦同姓が結婚の障害になっている」と指摘

 

した際に、ヤジが飛んだということです。野党は、翌日の衆院議員

 

運営委員会の理事会で事実関係の確認を求めましたが、自民党

 

は答えていません。野党は、ヤジを飛ばしたのは、自民党の杉田

 

水脈(みお)衆院議員とみられる、としています。ところが、杉田

 

議員は、メディアの質問に、わざとらしく電話をしながら、全く答え

 

ていません。杉田議員は、LGBTは子どもを産まないから生産性

 

がない、と月刊誌に書いた人物です。とんでもないヤジですが、

 

考えがあってのことなら、しっかり話をするべきです。トップの安倍

 

首相が、聞かれたことに答えず、はぐらかしてばかりいると、議員

 

にも伝染するのでしょうか。24日には、立憲民主、国民民主、

 

共産の衆院議員6人が、ヤジの発言者を特定して、謝罪と撤回を

 

促すよう衆院事務局に、大島議長宛の文書で申し入れをしま

 

した。私も入っているmネット・民法改正情報ネットワークは、

 

2月27日(木)11時15分から、衆院第二議員会館1階多目的

 

会議室で「民法改正は与野党の枠を超えて!~選択的夫婦別姓

 

を求める院内集会」を予定しています。日本弁護士連合会が共催

 

する予定とのこと。夫婦別姓を選択したい人が選択できるように

 

民法を改正することは、多様な価値観を認める、豊かな社会への

 

道だと考えています。民法の結婚と離婚の法律の見直しは、戦後

 

1948年に家制度が廃止され、夫婦の地位が平等とされた大幅な

 

改正以来、行われていません。民法学者だった父の加藤一郎が

 

法制審議会民法部会長だった時に答申を出していますが、自民

 

党内の反対が強く、政府案としては提出されませんでした。国会

 

では、野党が再三、改正案を提出していますが、ほとんど審議

 

されていません。今や、夫婦同姓を強制しているのは、世界で

 

日本だけです。別姓を望む理由としては、姓が変わると築いて

 

きた実務や信用が途切れて不利益をこうむる、姓を変えると自分

 

が自分でなくなったようでアイデンティティーを喪失する、女性が

 

97~98%姓を変えているので実質的に男女平等にする、国際的

 

にも別姓が認められている等です。ひどいヤジですが、せめて

 

この機会に民法改正の議論にはずみがつくことを、願っています。