イベントが続いていて、ブログで取り上げるのが遅くなりましたが、地元での金品
贈与疑惑が次々と浮上した菅原一秀経済産業相が、25日朝、定例閣議後、
安倍首相に、辞表を提出しました。実質的には更迭とされていて、菅原氏を
推した菅官房長官も同席した、とのこと。就任からわずか1ヶ月半での辞任は、
政権にダメージを与えると思われます、安倍首相の任命責任が問われます。
安倍首相は、「任命責任は私にあり、国民の皆さまに深くおわびを申し上げる」
と述べましたが、このことばを何回聞いたことか。任命責任の取り方を、きちんと
示してもらわなければ困ります。菅原氏が、10日発売の週刊誌で、自身の選挙区
でメロンやカニを配っていたと、報じられました。こうしたことは、10年も前に、
すでに週刊誌で報じられていた問題です。これは、公職選挙法が禁じる寄付行為
に当たる可能性がある、と野党が追及していました。その最中の23日に、週刊
文春が、菅原氏の公設秘書が、今月17日に地元選挙区での通夜で2万円の
香典を渡したという記事を掲載しました。菅氏が菅原氏から事情を聴取し、与党内
では「守り切れない」という声が広がり、政権は更迭せざるを得なかった、という
ことです。菅原氏は、当選回数を重ねていたのに初入閣だったのは、身体検査で
危ういことがあったからでは、とも言われています。それを、政権内で力を持つ
菅氏が推したから入閣させた、ということなら、政権内での力関係が変わることも
考えられると指摘されています。菅原氏は、国会の経済産業委員会で、事実関係
を説明する、と言っていた日の朝に辞任しました。辞めればすむということでは
なく、説明責任を果たすことが、当然求められます。菅原氏の事務所では、同じ
ようなことが常態化していたという指摘もあります。第2次安倍内閣以降、閣僚
の辞任は9人目です。検証をきちんとしていないことが、政治とカネの問題が
繰り返されることにつながっていると考えます。是非、再発防止のためにも、
事実関係の説明責任を果たしてもらいたいと思います。