2018年の日本人の平均寿命は、女性が87.32歳、男性が81.25歳で、ともに

 

過去最高を更新したことが、一昨日30日に厚生労働省が発表した簡易生命表で

 

わかりました。女性は0.05歳、男性は0.16歳延び、それぞれ7年連続のプラス

 

になりました。女性は4年連続で世界2位(1位は香港)、男性は前年に続き3位

 

(1位は香港、2位はスイス)でした。平均寿命は、今後、死亡状況が変化しないと

 

仮定して、その年に生まれた0歳児が平均何歳まで生きられるのかを予測する

 

ものです。厚生労働省の担当者は、「女性は脳血管疾患と肺炎による死亡率が

 

改善し、男性はがんによる死亡率が改善したため、寿命が延びた」としている、と

 

報じられています。2018年生まれの人が将来、がん、心疾患、脳血管疾患で

 

死亡する確率は、男性50.06%、女性45.52%で、前年と比べると男女ともに

 

低下しました。。超高齢社会を長寿社会と寿ぐには、心配なことが多くありますが、

 

まずは介護など人の助けを借りずに生活できる健康寿命を延ばすことだと思い

 

ます。その健康寿命は、2016年には、男性72.14歳、女性74.79歳でした。

 

これから計算すると、男性は9.11年、女性は12.46年介護が必要ということに

 

なります(2年間のタイムラグはありますが)。消費増税で、介護や子育てなど

 

社会保障の安心を作ろうとして3党で合意したのに、8~10%への増税を2回も

 

先送りし、介護従事者や保育士などの処遇改善を遅らせているのは、今の政権

 

です。そして、10月にようやく実施しますが、参院選中に、その後10年は、消費

 

増税はしなくてすむ、といったのは、無責任だと思います。これからの超少子高齢

 

社会の社会保障の将来像を示して、どれだけの負担で、どれだけのサービスを

 

提供するのか示し、しっかり議論すべきです。そうでないと、平均寿命が過去最高

 

を更新といわれても、喜んでもいられません。