3日前の15日に、地球温暖化対策で大人の無策ぶりを訴え、北欧の少女が
たった1人で始めた運動が世界に拡大し、共鳴する若者たちが、各国で一斉に
抗議行動を起こしました。デモや集会が、日本、オーストラリア、欧州など100
ヶ国以上であり、各国政府への強いメッセージになりそう、と報じられています。
日本では、東京の渋谷区で、プラカードを持った大学生や小学生など約120人が
集まり、「先進国は責任を」「気候は変えず私たちが変わろう」などと訴えた、
ということです。京都でも、大学生や小学生など約100人が「京都から脱炭素を」と
呼びかけて行進しました。「パリ協定」の前、温暖化防止の「京都議定書」が作られ
たのが京都なので、思い入れも強いのかと思います。オーストラリアでは、
シドニーで、授業をボイコットした学生など数千人が政府に対策強化を求めて
シュプレヒコールをあげ、炭鉱開発を中止し消費電力を再生可能エネルギーで
賄うよう要求しました。「政治家や大人は後の世代のためにも対策をしっかり考え
てほしい」と高校生が語っています。ドイツでは、子どものデモに共感する親の会
が各地で結成され、「子どもが大人になった時、地球環境はどうなっているの
だろうかと考えてきた。親の立場で支えたい」とメンバーが語っていたそうです。
これだけSNSが発達しているから、北欧の1人の少女の運動が、このように各国
の若者たちに広がったのだと思います。各地で語られているように、温暖化を防止
し、地球をよりよい状態で次の世代に手渡すのは、大人の責任だと思います。
日本は技術などはあるのに、温暖化防止に消極的で、環境NGOからは、毎回の
ように「化石賞」という、ありがたくない賞を受けています。目先のことばかりで
なく、地球環境のことに真剣に取り組むよう、若い人たちが活動することは、各国
政府を動かす原動力になると思います。