報じられていたとおり、今日、衆議院が解散しました。12月2日公示、14日


投票で、衆議院議員選挙が行われます。まだ任期を半分残していて、


各党が、この景気では消費増税の先送りはやむを得ないと言っているのに、


何を問うというのか理解に苦しみます。そう思っている人が多いことは、


各紙の世論調査でも、信濃毎日新聞の調査では63%の人が「理解できぬ」


としていて、朝日新聞でも65%が「納得せず」としているなどからも、わかり


ます。来年になると、支持率が下がることが相次ぐので、その前に、としか


思えません。それでも、700億円もかけて選挙をするのですから、この2年の


安部政権が実施した政策の是非を、判断する選挙に、と思います。アベノミクス


で景気はよくなったのか、大規模な金融緩和の弊害はないのか。そして大切な


憲法の問題、閣議決定で集団的自衛権を認めてよいのか。特定秘密保護法に


賛成かどうか。また原発事故がなかったかのようなエネルギー政策、原発の


再稼働をどう考えるか。大企業の希望ばかりいれて、働く人を大事にせず、


格差が広がっているのではないか、等々。各自が、争点をみつけて、必ず


投票することが、大事だと思います。私たちの生活だけでなく、次の世代の


こどもたちに、少しでもよい日本を手渡すために。