解散、総選挙が予定される中で、消費税を10%にすることが先送りされる


見通しです。アベノミクスでも、働く人の手取りは増えず、地方にも効果は


及んでいない、アベノミクスは失敗した、ということがいえる中で、消費税増税を


凍結することはやむを得ないと民主党も判断した、と伝えられています。


その場合でも、いつ10%にするかの期日をしっかりと明示する必要があります。


そうでないと、その時点で、景気が悪かったら、また延期となりかねないからです。


日本の財政に対する信用も、消費増税をするという約束で成り立っているので、


その信用が失墜すると、金利が1%上がっただけで、兆円単位の損になり、


ローンの金利も上がるなどの影響も出ます。一番心配なのは、5~10%に


2段階で消費税を増税するのは、社会保障を維持・拡充するためで、全額


社会保障に使うことを決めているので、そこへの悪影響です。特に、超少子


高齢社会の日本で、これまで社会保障に含まれていなかった子育て支援を


年金・医療・介護に加えて柱としています。新しい制度として、認定こども園


(教育も保育も行う、幼稚園と保育所の機能を併せ持ったもの)への財政支援の


拡充、小規模保育の推進、放課後児童クラブ(いわゆる学童クラブ)に6年生まで


行けるようにすること、児童養護施設の職員配置などの充実の4つを主な内容に


しています。8%にはなっていますが、10%にしないと、量は増えても、保育士


1人あたりの子どもの数を少なくするなどの、質を高める予算が確保できなくなります。


子育て支援だけでなく、在宅介護と在宅医療の充実など他の社会保障財源にも


影響が出ます。現在は、国の税収が増えているので賄えると政府はみているようですが、


社会保障制度の維持・拡充には、単年度の財源ではなく、恒久財源が是非とも必要なので、


消費税を10%にする期日を、必ず明記すべきだと考えます。