昨日の午前中は、IBA(国際法曹協会)の年次総会の、貧困の撲滅の


セッションで、子どもの貧困についてのスピーカーを務めました。NHKの


解説委員の頃から、過労死の問題でお付き合いのある弁護士さんからの


依頼です。IBAの年次総会は、10月19日から24日の日程で、東京駅に


近い、東京国際フォーラムで開かれています。世界中から、法曹界を代表


する弁護士さんなどが、6000人集まり、開会式には天皇・皇后両陛下も


出席されました。貧困の撲滅のセッションは、2人のモデレーター、4人の


スピーカーで、会場からの質疑も含めて、3時間にわたって、英語ですすめられ


ました。スピーカーは、オーストラリア、南アフリカ、ウガンダ、そして日本の私


でした。子どもの貧困については、日本では6人に1人の子どもが貧困であること、


増えている要因にシングルマザーの低賃金があること、子どもの貧困対策大綱の


要点と問題点、弁護士や弁護士会の果たす役割などを話しました。3時間の英語の


セッションは疲れますが、意義のあるボランティア活動でした。終わって、昨日の夕方、


軽井沢に戻りました。今日は、冷たい雨で、11月の気候ということです。