ここ数日、閣僚人事の予想が、メディアを賑わしていた、第二次安倍改造内閣が


スタートしました。ハト派で中国とも人脈のある谷垣さんを幹事長にしたのには、


驚きました。右寄りに暴走していることへの懸念が出ていたので、巧みな人事だと


思います。また、鳴り物入りでの、女性閣僚5人と、党の政調会長も女性を抜擢


したこと。女性の登用は、賛成です。ただ、これまでのように、目立つ所に、いわば


広告塔のように、適材適所は関係なしに、女性を登用することには、疑問を持ちます。


能力のある女性が閣僚としても、また、一般の企業などでも活躍できるような環境


整備を願っています。適材適所で女性を登用するには、女性議員を増やす、母体


を増やしていくことが必要です。6人の重要閣僚が留任して、安定感も感じられる


ような人事になっていると思いますが、これまでのような、国民の意見も野党の意見も


関係なしに、暴走していくような政権運営が継続されるのでは、困ります。これから、


拉致問題、中国や韓国との首脳会談の行方、約束どおりしてもらわないと社会保障改革が


進まなくなる消費税の10%へのアップの決断など、懸案の解決への手腕を見守って


いきたいと思います。