その方法、大丈夫?

 

 

古民家再生の一環でDIYで断熱材を壁などに敷き詰める方がいますが、僕は賛成しません。

 

古民家は基本的には断熱材を入れないで過ごすしか方法がないと思っています。

 

 

 

というのも、断熱材を入れると発生するのが、壁体内結露です。

 

壁体内結露というのは、木材が含んでいる水分が増え(含水率が20%以上)木材をじわじわと腐らせる原因となります。

 

 

よく断熱材をDIYで敷き詰めた古民家のオーナーが「結露は起こっていない」と述べていますが、実は壁体内結露は木材が濡れることはありません。

 

木材を触ってヒンヤリする程度の現象です。

 

 

ですが、数年もすると確実に木をじわじわと腐らせて、シロアリの被害を受けるようになります。

 

 

断熱材を入れることで困るのはこれだけではなく、その断熱を好んだネズミやシロアリが冬の間も古民家に居つくことがあります。

 

そのためさらに古民家はダメージを受けて、寿命が短くなってしまいます。

 

 

 

そのため、基本的に僕は古民家のことを考えて断熱材は入れていません。

 

もちろん冬は寒いですが、断熱材を入れてしまうことで古民家の寿命を一気に縮めてしまうよりはましだと思っています。

 

 

結論の繰り返しになりますが、現在の建築の方法で断熱材を古民家に入れるのは止めたほうが良いと思います。