先日、友人のスタジオの発表会が行われました。
遠方なのですが毎年足を運び、同じく舞台を見に来ている人たちとおしゃべりして、舞台が終わったら楽屋に行って友人としゃべって…という私にとって大切な舞台鑑賞の場でした。
しかし、それが昨年中止。
昨年は1作品も舞台を見ない年となりました。
とは言えいまだに舞台や客席は密になること必至。
そこで、無観客で発表会をすることにしたようです。
しかも、それを配信するという!
スタジオの発表会は、地元のホールでお客さんを入れて行うということが今まで一般的で、発表会と言えばそれが当たり前でしたが、この1年で無観客でもできる、来場できなくても発表会を見られる、見てもらえるというところまで一気に進化したのだと思いました。
それでも、舞台の出演者は舞台上に集まるわけですし、スタッフさんもいます。
現地にどれくらいの人数がいたのかはわかりませんが、現場は現場で対策を別途考えなければならず、これまでと同じようにやることはできなかったのではないかと思います。
配信は、音声が途切れたり、画面がブレたり、配信が切れてしまったり…色々と問題はありましたが、それでも昨年見られなかった友人たちが踊っている姿を見ることができてとてもうれしかったし、発表の場が存在することがとてもすばらしいものだと感動しました。
また、例年発表会を見に行っている身としては、そこまで大勢のお客さんが来ているという印象がなかったのですが、配信ではかなり大勢の方が見ていました。
私は毎年舞台を見ていたので、今回の配信を見てもやっぱり生で見たかったな~とか、生の方が良いなと思いましたが、いつも行きたいけど行けない人、遠くて行けない人、見て見たかったけど行く勇気がなかった人、気になっていた人、偶然知った人…それにSNSで知った知り合いが出ているわけではない人など、すごくたくさんの人が見ていたんだなと思うと、配信は配信で良い面もあるのだなと思いました。
緊急事態宣言でまた中止の舞台もあったり、レッスンが中止になっているお教室が多いようです。早くまたいろんなところの舞台を見に行ったり、レッスンできるようになって欲しいです。