フランク・ロイド・ライト・旧山邑邸①
フランク・ロイド・ライト
建築をかじったことがある人なら誰でも知っている人だと思うし、
その業界じゃなかった人でも知っている人が多いような気がする、
近代建築の三大巨匠と言われている人です。
日本でも旧帝国ホテルを設計したり。
今日紹介するのは、
兵庫・灘の造り酒屋・櫻正宗の八代目当主が、
お金持ちの街、兵庫の芦屋の高台に建ててくれと依頼した
旧・山邑(やまむら)家住宅です。
実は行ったのはなんと、今年の4月だったんですが^^;
フランク・ロイド・ライトという人が
あまりにも偉大過ぎてどう記事にしたらいいかわかんなくなっちゃって、
そのまんま放置すること二か月余り。。
結局自分の思ったまま書くしかないわなと観念し今書いています。
今日の記事は、
私が建物が大好きなので、
かなり私的感情まる出しで書きますが、
建物とか建築とかに興味ない方は、
ただの退屈なだけの記事になりますので
それをご了承のうえ、読み進めてください。
それでは、
まず、外観はほ・ん・の一部なんですが、こんな感じ。
『なんだ、普通じゃね~か!』
という声が聞こえてきそうですが、
さっき、ほ・ん・の一部って言ったように、
下の設計図を見てください!!
芦屋の高台に面して地上4階建てで、
延床面積(1~4階までの広さ)566、6平米
畳何畳分かって計算すると、349.7畳!
と言われてもピンと来ないと思うので、
さらに6で割ると、
6畳の部屋が58部屋!!
今、都内で6畳のワンルームマンションを、
家賃6万円で借りて住んでいるOLさんがいたとしたら、
6万円×58部屋分=家賃406万円/一か月!(ちょっと違うか^^;)
今見たら、何も驚くことないと思いますが、
1923年(大正13年)に建てられたってんだから・・・、(-。-;)
これが、
今から90年前の
個人のお宅の応接間
ですよ!!
あちゃ~ぱ~ヽ((◎д◎ ))ゝ
続いて三階の和室 (゜д゜;)なんじゃこりゃ・・・
4階の食堂。。。(;°皿°)
90年前っていったら、
超ウルトラ貧しかったうちの父方の家系では、
祖父(生きてたら100才くらい?)は
おそらく馬小屋みたいなほったて小屋で、
満足にごはんも食べられず、
藁でも敷いて一家全員が雑魚寝してたような時代に、
時同じくして、
関西の造り酒屋の大富豪のボンボンは
こんなイカした豪邸に住んでたのか~って思うと、
造り酒屋・櫻正宗・山邑家の子孫と
お友達じゃなくってよかったってしみじみ思いましたわ。。(^◇^;)
続いて、
かっちょいい~廊下☆
廊下の格子窓から見える景色は全面緑の木々。
なんという自然との調和♪
ここをゆっくりと歩くだけで、
偉大な自然に守られているみたいな、
ありがたい気持ちになりました。(T_T)
そして足元の視線を送れば、
すべてが計算されたかのような、
格子窓から差し込む光と影のコントラストに
まるで床全体が自然光とコラボしたアートのよう。。。♪
4階の食堂の先にあるのが開放感たっぷりの巨大バルコニー♪
海を見下ろす高台にある立地のさらに4階、
さえぎるモノがないこの場所から観る夜景はどんなだろう?
そして、
大正時代の大金持ちはどんな人達を招いて、
何を語ったんだろう・・?
そんな思いに耽るのも、
私にとっては最高に贅沢なひとときなんですよね♪
やっぱ分厚く切った神戸牛でバーベキューとかやってたのか!?モ~
三階に降りる階段なんかあったりしちゃって、
これが大正時代の個人のお宅だったなんてねぇ・・・
私たちも今から一攫千金狙っちゃいますか~!?(^◇^;)
そして、
4階のバルコニーから見える景色が・・・
こちら!前方に見えるのは神戸の海♪
長くなるのでまた次回。
フランク・ロイド・ライトという人について
もうちょっと掘り下げて記事にします。
なんと、
先日紹介した永平寺の宮崎禅師の言葉に通じるものが
あったんです。ヽ((◎д◎ ))ゝビツクリ!
この続きは来週月曜日になります。
『今日の自分への質問』
少々無理やりな質問ですが・・・^^;
あなたが理想とするライフスタイルって、
旧・山邑邸ほど豪華である必要は
ぜんぜんないと思いますが!!^^;
どんな空間で、
どんな友人に囲まれ、
どんな毎日を過ごすことなのかなって
思いますか?
『理想のライフスタイルについて考えてみよ~』
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