ども!お久しぶりのこますけです。
梅雨入りとは名ばかりの九州は、連日30度越え。
でも不思議と乾燥した風が吹いていて、
洗濯物はカラカラに乾きますし、
逆に夜は窓を網戸にして過ごすと、さぶ~いくらいです。
この気温変化、砂漠性気候…というんだっけ、
北アフリカの様な感じですね。
砂漠はこますけん家だけにして欲しいものです。

あ、ところで例のトイレのフタですが、
とうとう壊れてしまいました。
先日天気が良いので外に2時間くらい干していたら、
ふいの突風で転がって、庭石に当たり、ばっきり割れてしまった。
享年2年。早すぎる?昇天でした。
…フタなしトイレ…ああ~イヤな思い出が蘇ります。
でも、この不況のご時世、もう一個トイレを購入するのは
いかがなものかと思い、時間限定?利用者限定で
砂を入れただけの昔?トイレにしました。

幸いな事に、この暑さで、ちびにゃん'ズたちは、ひんやり廊下で
寝る様になったので、夜の間は私の部屋には泊まらなくなりました。
(昼間仕事で出かけている時は、
部屋を閉め切っているので暑いんです)
ただ、夜部屋で仕事をしていると
「ね~ね~何しよるとぉ~」
「おかぁちゃ~ん、なでていいぞ~。よしよしさせるぞぉ~」
「母上~母上~」(それぞれの個性が出ています)と
ドアの向こうからツメでパリパリ、ドアの下から手がにょきにょき。

ど~しても1日一回は私の部屋をチェックしないと
気が済まないようで、
まず、真っ先に3匹ともトイレに行くんです。
で、今までは(フタがあったので)見えなかった
トイレの様子が観察出来ました。

紋太はそっと様子をうかがって、
チビッとやったらきれいに砂をかけていました。
銀ちゃんは、あっちふんふん、こっちふんふん、
ここらへんかな~と座って、
ポジションがイマイチ?またもやあちこち探して、
やっと用を足すと2.3回砂をかけて終わり。

意外とメンズはきちんと使っています。おお、ちょっぴり関心。

しかし悪魔降臨、真打ち登場。
ゆず様は「祭りモード全開」。
ぃやっほ~!!ってな感じでトイレの外から右に左に手を突っ込み
ざっぱざっぱ、嬉しくなってトイレに入って足をぐりぐり。
ふいに「おお!そうでした」みたいに、用を足したら、
全然違う所に砂をかけて、また、ざばざば砂遊びしてます。

おーい、ちゃんとかぶせてないよ~!隠れてないよ~!!

分かっちゃいたけど、
ここまで正しいトイレの使用法を無視しているなんて…。
たまりかねてレフリーストップ、ゆず、強制退場。
「いやぁだぁ~!もっと遊ぶのぉ~」ってじたばたしてましたけど、
これ以上の被害は先日の砂漠化の二の舞です。

床に散らかった砂(98%ゆずの仕業)を片付けながら、
脱力感いっぱいで眺めていたら、
紋太が又やってきて、ゆずの後始末をきれいに掛けていきました。
ゆずちゃんは、気持ちお嬢ちゃまの様に育てていたんだけどな~。
どこでどう間違ったんだろ?
よくできたおにいちゃんの姿と、奔放?な妹の姿を見たようで、
思わず「よしよし」せずにはいられませんでした。

定額給付金はフタ付トイレ購入になりそうな
予感がするこますけです。
今朝、起きたら砂漠でした。

ん~、さっき起きて立ち上がった気がしたんだけど
寝ぼけ眼に映る風景は、鳥取砂丘…ゴビ砂漠?

あ、そうか。まだワタシ眠ってるんだ、

二度寝してるから、起きたつもりなんだよね~。

…でも足までじゃりじゃりしてるし

あ~リアルな夢…リアル過ぎて、足の裏痛い。

…痛い?

って、これ!猫の砂じゃん!!

ひょえぇぇぇぇ~!!部屋中、猫の砂だらけやん!

眠気は一気に醒め、何事が起きたのか
脳ミソの情報処理が一気に加速しました。

気が付けば、猫トイレの蓋が転がっていました。
昨晩、新しい砂を入れた時、蓋を止めるスナップが
甘かったようです。

普段、私の部屋にはちび猫(紋太・ゆず・銀)が寝にきますが
昨日はゆずだけが来ていた事もあり、油断していました。
わが家の猫達も新しい砂が大好きで、
変えてあげるといわゆる「トイレハイ」になります。
中でもゆずはその砂の感触がすごく好きで
しつこいくらい掘り掘りしていました。
いつもは蓋がついている中で遊んでいるので
さほど気にしていなかったんですが、
部屋中一面の砂の山です。

どんだけゆずが一晩中お祭り騒ぎだったかわかります。
はぁ~よくもまあ、これだけ見事に砂を広げてくれたもんです。

しかも、しっかり用はたしてるし…。

ぼ~ぜんとしていたら、砂のかかっていない
カーペットの片隅に猫の尻尾が見えました。
そこには朝なのに
少しお疲れ気味な顔のゆずが爆睡中…。
なんか、怒る気も失せて、朝イチで掃除機かけた
「ウン気」の上がる?今日の出来事でした。

true-疲れたの
ゆず「疲れたぁぁぁ~」


しっぽさんに、温かなお言葉をかけて頂いて本当にありがとうございます。にゃー
重ねて御礼申しあげます。
ブログを書いていて、本当に良かったと
感じています。
私の方はもう、大丈夫ですよ~。ニコニコ


さて先日、紋ちゃんの定期健診に行った時、
お隣に座ったおばあちゃんとお話しする機会がありました。
その方は、飼われている猫の様子がおかしいので
病院にかかったら、後足の付け根が脱臼していたそうです。
それもずいぶん前、仔猫の時からだったようで、
気が付いたときは、足をひきずるようになっていたそうです。
「ずいぶんおとなしいコと思っていたけど、
私も歳をとっていて、あんまりかまってあげていなくて、
気が付くのが遅れて、逆にこのコに痛い思いをさせてしまった。
私がもっと気をつけてあげていればよかった」と
おっしゃっていました。

その話を聞いて、少し気がかりな事が頭をよぎりました。
実は我が家の「ゆず」はよく落ちるんです。
紋ちゃんや銀が階段で遊んでいるのを見つけた
ゆずが「アタシもまぜて~」とばかりに
たたたっと階段を上ろうとしたら、ものの見事に
踏み外してドタっと落ちたり、
例のジャングルジムから下りれなくて
なんかミョ~ンとぶら下がってたり、
高いところからジャンプして着地失敗
してアゴ打ったり…。

思い起こせば、若い三匹で遊んでいても
一人浮いているような…。
そういえば、仔猫の時びっこひいていた時もあったし…。
「ゆずって、も、もしかして足が悪くなっているんじゃなかろーか」
的なことばかり。
紋ちゃんの検診がオッケーだったこともあり、
すぐ先生に気がかりを話して、
次の日一番に予約を入れました。

「絶対びょういんなんか行かないんだぁぁぁ~」と
言い張るゆずをキャリーに入れて
車で15分の動物病院がやたら遠い気がしました。
昨日のおばあちゃんが言っていた言葉が
耳の中に響きます。
「私がもっと気をつけてあげればよかった」と。

すぐに診察室に入り、びびってガタガタ震えるゆずを
なだめ、レントゲンや問診を済ませてました。

「ん~、骨も関節も異常は無いですねぇ。
内臓の異常も見られないし、
でも、こますけさんのお話を聞かせて頂いたところで
考えるとですね…」



「たぶん、性格です」


…はい?


「ゆずちゃんは、あわてんぼで、他のコ達と遊んでいると
目先のことしか見えなくなるようですねぇ。
一匹で遊んでいる時には落ちたりしない様だし、
つい、みんなと遊ぶとコーフンして見えなくなるんですね。
陽気で明るい性格で、お転婆さんであわてんぼなんですねぇ~。」


…先生、それはドジというのではないでしょうか。


怪我や病気じゃなかったことと、ヘンに気合が(?_?)
落ちたのと、恥ずかしいのと入り混じり
赤面しながら病院を後にしました。
なんか、飼い主の性格を反映してるみたいで
ゆずのこと言われたのに、あ、これって自分じゃん、みたいな。

でも、あのおばあさんから「油断しちゃだめだよ」と
メッセージを頂いたようで…。
そして私の方が、色んな人たちや猫たちから
支えられているようで、そんな些細なことですが、
心がほんのり温かくなった出来事でした。

PS
「だから、びょういんなんて嫌いなのよ~!!」と鳴く
ゆずには、特別にササミのご飯でご機嫌をなおしてもらいました。
ゆずや日和-日向ぼっこ