高知新聞社創刊105周年記念事業として昨年の春？くらいに「有川浩さんが選ぶラブコメ短編小説大賞」が公募されました。高知県在住の学生さんが対象というユニークな企画。本日の高知新聞に大賞を受賞した作品と有川さんの選評が掲載されていました。
でもって最新刊『キケン』のサイン本即売会もあるということで、高新文化ホールへいそいそと向かいました。
（大賞受賞の学生さんのガッコのＨＰ）
http://www.tosa.ed.jp/news/2009/12_14/12_14.html

多分表彰式に会わせて来高するので、即売会があるんだろうなーと思ってたらその通り。
13:15頃到着。即売会は15～16時なのですが先着200人だそうなので、夏のサイン会の盛況っぷりからかなり早めに行きました。書店などで告知があったのか、応募した人に招待葉書が送られてたのか不明ですが、ホール入りする人々。即売会の人は横に並ばされました。でも程なくして、「ご入場下さい」と。。。
あれ？なんで？？？先に入ってた人は郷土愛賞、ユニーク賞、ベストキャラ賞の原稿と思わしきものを読んでます。いいな～！選評で他の作品読んでみたかったのですが、後から入った人にはもらえなかったみたい。
（多分招待の人が思ったほど参加しなかった？みたいで即売会のみ人も入れてもらえたような）
ともあれ折角なので有難く参加させてもらいました。

表彰式では社長の挨拶、有川さんの一言コメント、受賞者の喜びの言葉と写真撮影。（カメラマン、センスなさっ！）で交流会。事前の質問に有川さんが答えるという形式。サプライズで新潮社のアライさんという敏腕編集さんも参加。作家目線と編集者目線での生コメントは作家さんを目指す学生さんには刺激になったんではないでしょうか～
イチ読者としては有川さんワールドはこうして作られてるのね～と感無量。リアリティの裏には綿密な取材があったー
そして学生さんに向けては「学生時代は思いっきり勉強しよう！」と。勉強することで自分の引き出しを増やす、調べる習慣を身につけることが重要だと。キャラを作家の都合で動かさない、取材の結果を全て披露しない、とか。でもって作家でやってくための安定した経済基盤の必要性とか。

最後は『県庁おもてなし課』のことでしめくくり。有川さんご自身が高知県の観光大使を依頼された「リアル吉門」だったんですね！！！「龍馬伝」のことなどで県も随分改革されてきてますよ～とアピールされてました。

待つだけの時間が予想外のイベントで楽しい時間になりました。

本命の即売会では会場限定のカバー付のサイン本。カバーにはなんとシリアルNo.まで♪勿体無くて使えませんー

キケン/有川浩: ￥1,470; Amazon.co.jp

シアター! (メディアワークス文庫)/有川浩: ￥641; Amazon.co.jp

「有川浩さんが選ぶラブコメ短編小説大賞」表彰式・交流会とサイン本即売会