ベンジャミン・バトン 数奇な人生(TOHOシネマズ高知)


「人生は分からない」


結構長いけど長さは感じませんでした。終わってみて、あ、こんな時間なんだ、ってかんじでした。『おくりびと』や『つみきのいえ』の死生観というテーマは重なるかなあ。


子供のときは早く大人になりたいと思うのに、年を取ると若さや昔に戻りたいと思う。若さを羨み引け目を感じたり、老いを恐れ世話をかけたくないお荷物になりたくないという気持ち


生家で育ったなら、実母の死や外見から実父からは養母のような暖かい愛情は受けられなかったかもしれない。
出会いと永遠の別れを身近にみる環境だったから諦観や寛容は育まれたかも、なんて想像してしまいました。でもやはり並んで歩んでいける人生なら二人の時間ももっとあっただろうな、と思って切なくもなりました。


周囲の人は外見どおりの扱いをしなんだかかみ合わないながらも年相応の経験を積んでいく姿に養母の言葉が重なりました。


「通る道はみんな同じ」


老けメイク&技術もすごかったですが、若返りメイクはもっとすごい!!!EDWINのモデルのまんまではないの~ そしてラスト近くでインドへ言ってたっていうのは、某携帯会社のCM撮影のため?!などと余計なことも頭をよぎったのでした。


http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/
駒吉の日記-ベンジャミン・バトン
(2009年2月7日公開)
原題: THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
製作年度: 2008年
製作国・地域: アメリカ
上映時間: 167分
解説: F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を『セブン』のデヴィッド・フィンチャーが映画化した感動巨編。第一次世界大戦時から21世紀に至るまでのニューオリンズを舞台に、80代で生まれ、徐々に若返っていく男の数奇な運命が描かれる。主人公のベンジャミン・バトンを演じるのはフィンチャー監督作に3度目の主演となるブラッド・ピット。共演は『バベル』でもブラッドと顔を合わせたケイト・ブランシェット。誰とも違う人生の旅路を歩む、ベンジャミン・バトンの運命の行方に注目だ。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。時間の流れを止められず、誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら、時間を刻んでいくが……。(シネマトゥデイ)
監督 デヴィッド・フィンチャー
原作 F・スコット・フィッツジェラルド
音楽 アレクサンドル・デスプラ
脚本 エリック・ロス
出演 ブラッド・ピット(ベンジャミン・バトン) ケイト・ブランシェット(デイジー) ティルダ・スウィントン(エリザベス・アボット) ジェイソン・フレミング(トーマス・バトン) イライアス・コティーズ(ガトー) ジュリア・オーモンド(キャロライン) エル・ファニング(デイジー(幼少期)) タラジ・P・ヘンソン(クイニー) フォーン・A・チェンバーズ(ドロシー・ベイカー) ジョーアンナ・セイラー(キャロライン・バトン) マハーシャラルハズバズ・アリ(ティジー) ジャレッド・ハリス(マイク船長)

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