ストロベリーショートケイクス試写会@メディアボックス試写室


「ねえ、神様っていると思う?」


4人それぞれ痛々しく、報われないことばかり。傷ついても苦しくてもあきらめない絶望しないで淡々とたくましく生きている。
恋を道端に落ちていた石(神様)に願ったり、男友達に片思いしていい友達のフリしたり、女らしさをアピールしすぎて煩わしく思われたり、孤独を抱え込んで弱さを誰にもみせられなかったり。


彼女達はどこのお菓子屋さんにも並んでいるケーキの中でも超定番のイチゴショートのように、身近に、自分の中にいる。小さなイチゴケーキでも十分幸せな気分になれる、また明日が来るよ、そんな気分になりました。


原作は未読。里子(池脇千鶴)のエピソードが一番ほのぼので、石の神様に色々お願いするところは笑ってしまいました。でもベビーフェイス過ぎて中学生がタバコ吸ってるようにみえて仕方なかったです~


ご注意 R-15指定、20~30代の女性が共感する、満腹時間帯の鑑賞は避けた方が無難かな。


http://www.strawberryshortcakes.net/  ストロベリー


作品紹介:恋の訪れを待つフリーターの里子、一途に一人の男を思い続ける人気デリへル嬢の秋代、結婚願望の強いOLちひろ、過食症のイラストレーター塔子。性格も職業も異なる4人の女性が、それぞれの幸せを求めて自分との小さな闘いを積み重ね、自らを肯定して生きていくまで-。せつなさ、やさしさが胸に突き刺さる物語。


上映時間: 127分 R-15
監督:矢崎仁司(『三月のライオン』)
脚本:狗飼恭子
原作:魚喃キリコ(『strawberry shortcakes』祥伝社刊)
出演: 池脇千鶴 中越典子 中村優子 岩瀬塔子 加瀬 亮 安藤政信


■あらすじ(反転して)
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「『希望』は売り切れか・・・」人生最悪にみじめな失恋をした里子はデリヘル店ヘブンスゲイトの電話番。そんなある日、里子は道で不思議な石を拾い、「神様」として家に飾ってお願いごとをしはじめる。「神様(セクハラ)店長を殺して下さい。……あと、恋がしたいです」。既婚の店長から恋のアプローチをうけ辞める事に。日本語の喋れない店員しかいない中華料理屋でバイトをしているとデリヘルの店長が急死。


「スペシャルな人のスペシャルになりたい」


「ねえ、神様っていると思う?」デリヘル嬢の秋代は学生時代の同級生・菊地に片思い、自分の気持ちを打ち明けずに愚痴を聞くよき友人として振舞い、お金を貯めて5階以上の単身者向けマンションを買おうとしていた。菊池に彼女がいることを知りつつ、一夜を共にし妊娠してしまった秋代は海沿いの町に家を買い引っ越した。里子から引越し祝いにと神様の石と塔子の「神様」のイラスト(=中華料理屋の忘れ物)を渡される。


「泣いて謝るなら、何百枚だって描いてやる」過食と嘔吐を繰り返しながら必死で仕事しているイラストレーターの塔子。OLちひろと同居しているが、男と占いと美容にしか興味がないちひろにはそんな様子は全くみせていない。しかし出版社の編集アシスタントが描き上げたイラストを紛失、書き直しを求められる。そして元彼が結婚した事を知らせるハガキが舞い込んだ。仕事と恋愛、うまくいかず嘔吐しているところにちひろが帰ってきた。


「どうして笑ってるの?」結婚願望の強いOLのちひろ。イラストレーターとして独立している塔子に憧れつつ自分には恋人がいるからというフリをしているが、永井は結婚をほのめかすちひろを煩わしく思うようになる。誕生日の日に永井からデートを断られたちひろは塔子に悩みを話そうとするが、「塔子にはわからないよね」とケンカになってしまう。永井と別れたちひろは実家に戻ることにする。見送りにきた塔子もつい一緒の電車に乗ってしまい海沿いの町へ着いた。誕生日に、と一緒にイチゴショートを食べたのだった。


そしてその海岸で塔子は自分のイラストをもつ二人を見つけた。


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