前回の記事の続きです。



朝は5時半に目覚めました。
1日禁食、手術は11時からなので、飲み物は9時まで飲めます。水かお茶のみ。

9時ころ?主治医の診察。
1か月ぶりに会う主治医はやはりユルかった(笑)
おはよう~と満面の笑みで手を振ってくれましたパー

10時に看護師さんが手術着を持ってきてくれました。血栓を防止する靴下と手術着、パンツのみの格好で手術室へgo!

専用エレベーター前で家族と別れ、手術室へ。
エレベーターが開いた瞬間、緑!が第一印象でした(笑)

エレベーターを降りると自動扉があって、そこをくぐって帽子をかぶり、受付をします。
氏名、病名を告げ、私の手術を行う部屋へ。
廊下はたくさんの医師や看護師でざわざわしていました。活気があるというか…。手術にふさわしくない言葉かも知れませんが、そう感じました。

手術台は狭く、腕の幅ギリギリ。うちばきと眼鏡はここで看護師さんが回収。後で病室に届けてくれるそうです。

心電図、点滴の準備を手早く行い、いよいよ麻酔が入ります。
麻酔医から「眠くなる薬が入りますねー」の声。
腕からじわじわと痺れがきて、視界がぼやけてくる…あっ数数えなきゃ…1……2………さ、…(落ちた)







「        」
なんて声をかけられたか覚えていないけど、その声で意識が浮上。
まず感じたのは暑さと吐き気。
必死で訴え、吐き気止めを入れてもらいました。そして、ここで左顔面に違和感を覚えました。
(あれ…目元、感覚鈍い?)
唇も、動きが悪いような気がする。

主治医「イー、ウーってして」「まばたきしてごらん」
スムーズにできてないのが自分でもわかる。
麻痺、出ちゃったか。一時的な麻痺は必発って、言われてたもんなあ…。これから、どうなるのかな。今は考えたくないな。
ボーッとした頭で、そんなことを考えていました。

見回りの看護師さんに時間を聞けば、16時。
19時になったらベッドの上で起き上がれる、水が飲める!
この3時間がダントツでつらい時間でした。
自由に動きたい、喉が渇いたーーー!!!

記憶が途切れ途切れなんですが、主治医がもう一度様子を見にきてくれたようなうーん
再度顔の動きをチェックしていった、と思います。

そしてついにつらい3時間を乗り越え、起き上がれる時がきました!!
看護師さんに手伝ってもらいながら上半身を起こし、待望の水を!飲みました!!(テンション高い)
うまーーーーーーい!!!
こんなにおいしい水は生まれてはじめておねがい
唇の麻痺の影響で、右側にストローをくわえて飲みました。

多少なりとも体が動かせるようになると、精神面も楽になるようで。
麻痺のことも考えられるようになりました。

あ、傷は痛みありませんでした。点滴に痛み止めが入っていたのかな?

時々体を起こして水分補給しながら、一夜を過ごしました。