今年のクリスマスディスプレイはどうする?インテリアを素敵に見せる5つのコツ | インテリアコーディネーター小島真子の奮闘記

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インテリアコーディネーター小島真子のインテリアコーディネート施工例や日々のインテリアコーディネートのコツ、おすすめインテリア小物、自身のライフスタイルをご紹介。


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冬が近づくと、街のあちこちでクリスマスディスプレイが見られるようになりますね。キラキラとしたデコレーションイやイルミネーションを見て、心をワクワクさせている人も多いのでは?でも折角のクリスマス、外出先だけで楽しむのはもったいないところ。おうちの中でもクリスマスディスプレイに挑戦して、季節の移り変わりを楽しんでみましょう。今回は、クリスマスのディスプレイ・インテリアコーディネートを素敵に見せるため5つのコツについてご紹介していきます。
 

1.最初に「ディスプレイするコーナー」を決める

「クリスマスのデコレーション」というと、「お部屋中をキレイに飾り付ける」「クリスマスツリーを飾る」「イルミネーションを飾る」といったイメージを持つ人も多いはず。「時間がかかりそう」「忙しいから、今年はクリスマスディスプレイは無理そう」「部屋が狭いから場所がない…」と、クリスマスデコレーションを諦めている方もいるのではないでしょうか?
 
でもクリスマス等の年中行事のデコレーションは、必ずしも「お部屋全体」をイベント風にする必要は無いんです! お部屋や家の中の「1コーナー」に季節感があるだけでも、お部屋の雰囲気は大きく変わって見えるんですよ。
 
またディスプレイを素敵に映えさせるためにも「飾るコーナー決め」は大切。最初にインテリアグッズを買ってそれから飾る場所を考えるより、「ここのコーナーを飾ろう!」としっかり決めてから装飾をした方が、バランスが良くきれいにまとまったコーディネートになります。
 
デコレーションをするコーナーはもちろん自由なのですが、毎日の生活の中で「目につきやすい場所」「視線が行きやすい箇所」を飾るのがおすすめです。

クリスマスディスプレイに向いた箇所

・リビング・ダイニング等のチェストの上
・ダイニングテーブルの周辺
・玄関の靴箱の上  等
 
ダイニング・リビングで視線が集まりやすい箇所にクリスマスデコレーションをすれば、お食事をするたびに目に入りますから、家族みんなで季節感を楽しむことができますね。
また玄関先は外出のたびに目にする箇所なので、意外と季節性のあるディスプレイが注目されやすいです。玄関はご家族以外の方が来訪された時に、最初に目に飛び込む箇所でもあります。クリスマスの時期にご来客がある方は「玄関先の飾り付け」にも着目してみましょう。
 

壁や天井をデコレーション

「デコレーションするコーナーが作れなそう」「一人暮らしだから、あんまりモノを飾る場所が無い…」そんな時には、壁や天井をクリスマス風にデコレーションしてみてはいかがでしょうか?
 
・ダイニングテーブル・デスクの前や横の壁
・ベッドの頭側・枕の横側の壁
・ドアをくぐる箇所の天井
 
上記のような場所は、ちょっと飾りを付けるだけでも目につきやすく、お部屋の印象を一気にクリスマスらしくしてくれます。手軽な方法としては、人気のインテリア用「ウォールステッカー」を貼ってみるというのも良いですね。
 
ウォールステッカーは弱粘着性なので、クリスマス等のイベントが終わってから剥がすのもカンタン。しまっておくのにも場所を取らないので、一人暮らしの方のインテリアアイテムにもピッタリです。
 
またクリスマスのオーナメントを壁に直接飾ってみるのも手。この他、クリスマスカラーのガーランドを飾れば、お部屋が一気に華やかな雰囲気になります。

2.ディスプレイのイメージを作る

クリスマス用のインテリアグッズは、様々なテイストのものが溢れるほどに売られていますよね。「これもカワイイ、あれもカワイイ」と色々買い込んで飾ってみたけど、なんだかまとまってない、素敵に見えない…こんな経験がある人もいるのでは?
 
クリスマスデコレーションの購入や準備をする前に、しておきたいのが「イメージ作り」です。イメージ作りでは、以下のような要素をあらかじめ決めていきます。

イメージ作りで決めておく要素

1)カラー配色
クリスマスというと「赤」と「緑」を思い浮かべる人が多いですよね。でも現在では、これらの色以外にも様々な色がクリスマスカラーとして使われています。
・白:祝祭日の色なので、ヨーロッパでも白色はクリスマスカラーとして用いられます。「雪」をイメージさせる色でもあるので、冬のデコレーションにはピッタリです。
・黒:クリスマスイブの「夜」をイメージさせる黒は、ちょっと大人向けのクリスマスデコレーションにも。下に黒の布を敷くことで、上に置いたエレメントの白さや輝きを引き立てる効果も持っています。
・青:透明感のある青は、敢えて「冷たく清涼感のある冬」を感じさせる色。「白」との相性も良いので、白をメインにしたインテリアのポイントカラーに使うのもおすすめです。
・金・銀:星や月の輝きをイメージさせる金色・銀色は、クリスマス・年末というイベントの特別感を盛り立ててくれるカラー。ナチュラルでベーシックなカラーにほんのすこし金色を取り込むだけでも、「ちょっといつもと違う雰囲気」を作ってくれます。
「今年は白+金にしてみよう」「白と青でクールな雰囲気にしてみよう」等、大まかなカラー配色をあらかじめ決めておきましょう。
2)使用モチーフ
「クリスマスのデコレーション=クリスマスツリー」と思う人も多いですが、「ツリー」にこだわる必要はありません。例えば以下のようなクリスマスモチーフ・クリスマスのシンボルを使うことでも、「クリスマスらしさ」は表現できます。
 
【クリスマスモチーフ例】
・クリスマスリース
・星
・ベル(鐘、鈴等)
・靴下
・ステッキ(キャンディケーン)
・となかい
・柊 等
 
ただモチーフをあれもこれもと使いすぎてしまうと、まとまらずに印象が散漫になってしまうことも。今回のメインになるモチーフをどれにするのか、いくつかに絞り込んでみましょう。
 
3)素材感
ディスプレイコーナーに飾ってある小物の「素材感」が統一されていると、ディスプレイにまとまりが生まれます。「素材感」とはカンタンに言えば「硬そう/柔らかそう」「暖かそう/冷たそう」「ツルツルしている/ふわふわしている」「ざっくりしている/キラキラしている」といった視覚的に感じられるイメージのこと。
 
例えば同じ「白」のクリスマスデコレーションでも、キラキラと透明感のあるガラスやクリスタル風の素材をメインにしたものと、ウールやウッド素材を使ったコーディネートでは受ける印象が変わりますよね。透明感のあるキラキラとした雰囲気にするのか、ざっくりとした素朴な雰囲気にするのか…全体的な素材感を先に考えておきましょう。

イメージ作りにはスケッチがおすすめ

頭の中で「こうしてみようかな?」とクリスマスディスプレイのイメージ作りをしていても、いざ実際に飾ろうと思うとうまくいかなくなってしまう…こんなお声もよく聞きます。イメージ作りをする時には、自分の頭の中のイメージを視覚的に把握しやすい「絵」にして書き出してみるのがおすすめです。
 
「絵」といっても、そんなに細かく書く必要はありません。ざっくりとしたスケッチ程度でOKです。もちろん、ヘタでも全然大丈夫。ごくシンプルな線で構図を決めただけでも、「こんな感じにしたい!」というテーマがまとまってきます。
 
「やってみたいデコレーションがいくつもあって迷ってしまう…」というときにも、スケッチをしておけばイメージがハッキリするので迷いにくくなります。「こちらのデコレーションは来年のクリスマスに」と、スケッチをとっておくのも良いですね。
 

3.クリスマスモチーフじゃなくてもOK?色や素材で季節感を

「クリスマスのモチーフだと、クリスマスの時にしか使えない…」「もう少しシックな雰囲気にしたい」イベントのためにお部屋を飾る時に、そう考えている人もいるはず。「クリスマスだから」と言って、ディスプレイには絶対にクリスマスモチーフを使わなくちゃダメということはありません。色や素材で季節感を出していけば、特別なクリスマスモチーフを使わなくても「クリスマスらしさ」を連想させる演出ができます。
 
例えば「冬」や「リース」を連想させる松ぼっくりや木の枝を飾って、キャンドルをプラス。「雪」をイメージさせるような白のふわふわとした素材も組み合わせれば、小物がナチュラルカラーでも冬のイベントらしい雰囲気になりますね。

4.いつものグッズを使って、クリスマス風に。

普段使っているインテリアグッズや生活用品を、クリスマス風に仕上げてみるのも手です。例えば書籍を重ねて、下側を広く、上側が狭い山のような形にしてみます。ページの間にガーランド代わりのリボンを挟めば、本でできたクリスマスツリーの出来上がり!またマッチ箱のような小さな空き箱をペーパーやリボン等でおしゃれにラッピングすれば、クリスマスプレゼントが積まれているようなイメージになります。
 
あるモチーフを別のもので示すことを「見立て」と言いますが、「クリスマス」というモチーフが多くてイベントはこの「見立て」にピッタリ!自分なりのアイデアで、いつものグッズをクリスマス風に仕上げてみましょう。
 

5.インテリアスタイルに合う?と迷った時には

「クリスマスのデコレーションコーナーだけが、インテリアから浮いてしまうかも」「お部屋のインテリアに馴染むクリスマスディスプレイがしたい」と思ったら、インテリアスタイルに合った素材感・デザインを意識してみましょう。

ナチュラルスタイル

自然のぬくもりを大切にするナチュラルスタイルには、松ぼっくりや柊といった自然の植物を使った素材がよく馴染みます。またウール・毛糸・綿素材等、「もこもこ・ふわふわ」とした温かい雰囲気の素材感とも好相性です。
 
生成り・ベージュ・ブラウンといったナチュラルカラーでまとめているインテリアの場合、デコレーションにクリスマスカラーの「赤」を取り入れるとインテリアのポイントに。またインテリアと同系のナチュラルカラーに少量の「金」を取り入れて、大人っぽくまとめてみるのも素敵です。

北欧系スタイル

白木・無垢・ナチュラル色の木材家具がよく使われる北欧系インテリアでも、木製等の素朴な風合いの素材感は相性が良いです。ただナチュラルスタイルよりもややデザインがシンプルなもの、直線や曲線といったフォルムがはっきりとわかるようなものの方が、より北欧スタイルによく馴染みます。
 
白・グレー等のベースカラーにビビッドなポイントカラーを取り入れる北欧スタイルでは、クリスマスデコレーションにもハッキリとした色合いがよく似合います。グレー系のインテリアに馴染みやすい青+銀等の他、複数のポイントカラーを使ってお部屋全体がパッと明るくなるようにしてみるのも手です。

モダンスタイル

シックで大人な雰囲気のモダンスタイルでは、クリスマスデコレーションも甘さを抑えたビターなイメージで。金属・ガラス・クリスタル等の硬質でクールな素材感がよく合います。またリース・ツリーといった植物系の素材では、葉の付かない「枝」を使ったデコレーションも人気です。ツリー代わりに枝にシンプルなオーナメントを下げてみてはいかがでしょうか。
 
モノトーンを基調にしたスタイル・ダークカラーが多いお部屋等の場合には、クリスマスデコレーションにゴールドやシルバー等の華やかな光る素材を使ってみるのも良いですね。あまりデコラティブなデザインではなく、鋭角的でシンプルなデザインの小物を選ぶと、より大人らしいモダンな印象になります。

おわりに

クリスマスのディスプレイを素敵に楽しむための5つのコツはいかがでしたか?クリスマス等の年中行事のディスプレイコーディネートをすれば、イベント当日だけでなく「その前」からイベントのワクワク感を楽しむことができますね。ほんの1コーナーを飾るだけなら、インテリアコーディネートにかかる時間も短めです。忙しい日々の中でも、ほんのすこしの工夫でお部屋の中で季節の移ろいが楽しめますよ。自分なりのインテリアデコレーションで、素敵なクリスマスをお過ごしください!

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