世界を魅了する天童木工/ムライスツールの魅力 | インテリアトータルプロデューサーMAKOのインテリアコーディネートブログ

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こんにちはキラキラインテリアコーディネーターの小島真子ですうへー

 

たまたま、現在プランニングしている案件でカウンターチェアらしきものを探していたら、スツールにたどり着きました笑 そして黙々とスツールをずっと調べています・・・メモ

今回は、以前ご紹介しそびれていた天童木工のスツールについて、ご紹介致しますこれ↓

 

 

日本で初めて実用化された”成形合板技術”を用いたチェアが有名な天童木工

成形合板とは、単板と呼ばれる薄くスライスした木の板を重ね合わせ、さまざまな形状につくり出す技術のこと。曲げ木とも言ったりします。

 

その技術で作られた製品は、ビックリするほど軽くて丈夫なのが特徴で、手のぬくもりを感じられる柔らかい曲線が魅力的です。

 

ムライスツール

 

バタフライ

 

バタフタイスツールやムライスツールなど、名前こそ知らなくても見たことある方も多いのではないでしょうか。 バタフライスツールは、日本を代表するインダストリアルデザイナーの柳宗理さんがデザインしたアイテム。柳宗理さんのキッチンツールも人気ですよね。私も柳宗理さんのカトラリーはもっています(笑)

 

バタフライスツールは、その名の通り、蝶が飛んでいるようなフォルムは海外でも非常に人気の高いスツールです。 ご存知の方もいるかと思いますが、バタフライスツールはニューヨーク近代美術館(MOMA)に、永久展示品として所蔵されている名作なんです。

 

 

そして、もうひとつニューヨーク近代美術館(MOMA)に展示されている有名な作品が、ムライスツール。 そこで今回は、そのムライスツールの魅力について詳しくご紹介したいと思います。 ムライスツールは、1961年、第1回天童木工デザインコンクールで生まれたモデル。

当時のデザイナーである田辺麗子さんの旧姓から取ったのが名前の由来です。
その魅力はなんと言っても”継ぎ目がない美しさ”です。 釘などの金具を使用せず、隠し雇い実接ぎ(かくしやといざねはぎ)と呼ばれる熟練した職人技で、同じ形の成形合板を3つ組み合わせて作っています。

 

シンプルかつ幾何学的なデザインですので、置き方や個数によっても可変空間を作ることが可能に。 可変アイテムを使ってのコーディネートが楽しめますよ。
また、どの面を上にしても水平になるように設計されているため、サイドテーブルとしても使える優れものなのです。 ムライスツールは、フローリングにも合わせやすいチーク材を使用。

 

イージーチェア

 

 真っ先に視界に飛び込んでくる真っ赤な木質フレームのイージーチェアとムライスツールを合わせても、フローリングの中立て(仲介役)をしてくれるので、空間がまとまりやすくなります。

また、張地によっても雰囲気はだいぶ変わります。

ちなみに、こちらのチェアは大きなヘッドレストが、まるで飛行機のファーストクラスのようなプライベート空間を演出。 赤という色の強さの存在感だけでなく、背中から足先までの一帯からの成形合板だからこそできる細くきれいな曲線が魅力的です。

 

ひとつだけでも存在感を放つこちらのチェアは、空間のアクセントとしても設置場所を楽しむ事ができますよ。 もしお近くにショールームがありましたら、ぜひ天童木工が展開するアイテムの軽さと強度を確認してみてください。 より一層、天童木工の内なる魅力を体感できること間違いなしです。

 

 

他にも日本各地には、サイトス富士ファニチア など、 ”成形合板”を使った家具メーカーさんがたくさんありますので、今度ご紹介させていただきます。

 

 

今日も私の記事を読んでくれて ありがとうございます。