長門国一の宮・住吉神社 | 高尾神社宮司ブログ

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季節を通しての高尾神社の様子を、フラットに伝えたいと思っています。
また、焼山町内や地域のホットな話題も随時取り入れられたらと考えておりますので、お楽しみに。
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令和4年9月14日周防国一の宮・玉祖神社を参拝し、13時30分に次の目的地の下関市まで車を走らせました。

 

 

約1時間で下関市一の宮住吉に鎮座の長門国一の宮住吉神社に到着しました。

 

 

仲哀天皇の9年(200年)神功皇后さまが三韓征討のときに再び現われ、「吾和魂は玉身の寿命を守り、荒魂は軍船を導かん」との御教示により大神を守り神として進軍いたし、その神助により交戦することなく戦勝いたしました。この神恩に感謝し、神功皇后さまはこの地に祠を建てて、住吉大神の荒魂をおまつりになったのが住吉神社の起こりであります。

爾来、長門国一の宮と仰がれ、明治4年社格が制定されては官幣中社に列せられました。

 

 

 

本殿は応安3年(1370)大内弘世の再建で、室町時代の代表的な建築です。

9間社流造で、5カ所に千鳥破風をつけた全国でも珍しい建物で昭和28年国宝に指定される。

 

 

実際に観て本当に綺麗な曲線の千鳥破風でした。

 

 

拝 殿

 

 

拝殿は天文8年(1539)に毛利元就が寄進したもので、桁行3間・染間1間の切妻造りで、屋根は本殿同様檜皮葺です。

昭和29年に重要文化財指定。

 

 

楼門は室町時代に大内弘世が寄進した楼門が1870年に取り壊され、明治34年(1901年)に御創祀1700年を記念して再建されました。

登録有形文化財に平成29年登録。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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