
玉川温泉の近くにある『玉川温泉ビジターセンター』に立ち寄ってきました。

玉川温泉ビジターセンターは焼山を中心に火山活動や自然環境をわかりやすく展示解説しています。
焼山全体をミニチュアで見ることができます。
焼山が噴火した時にできた岩石を展示しています。
(溶岩が冷えてできた安山岩や火砕石、スコリア、デザート岩など)
玉川温泉の温泉成分や危険性をパネルで解説しています。
玉川温泉と並び有名な岩石の『北投石』についての資料があります。
レプリカになるのですが北投石も展示しています。
また、自然環境についても展示があります。
焼山周辺に咲く花(コメススキなど強酸性に強い植物など)の写真があります。
玉川温泉の歴史についてパネルがありました。
玉川温泉は1681年(延宝8年)に発見され、硫黄の採掘場として使われていました。
発見当時は毒性が強く温泉に入れなかったようです。
発見から約200年後の1882年(明治15年)に湯治場開設が申請され、
温泉として入れるようになりました。
館内は展示物ホールの他に、広々とした休憩室があります。
玉川温泉ビジターセンターでは「アクティブ・レンジャー写真展」が開催されています。
アクティブ・レンジャーとは環境省の職員さんで、
国立公園内のパトロールや調査、利用者指導を行っています。
仕事中に撮影した一押しの写真を集めて展示しています。
玉川温泉地区にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
仙北調査員グリーン☆でした。
玉川温泉ビジターセンター
〒014-1205
秋田県仙北市田沢湖玉川渋黒沢
開館時期 4月下旬から11月上旬
営業時間 8:30~17:00
休館日 なし
入館無料
TEL 0187-49-2277
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