【うつのくれた贈り物】うつ・不登校・苦しい心を抱く人に贈る幸せの法則

【うつのくれた贈り物】うつ・不登校・苦しい心を抱く人に贈る幸せの法則

うつ病を得て気が付いた「たくさんの幸せ」

たくさんの子ども達と向き合って 家族と向き合って
色々な人たちに出会って繋がって 大好きな自然の中で深呼吸して

そんな中から見つかるほんのりあったかい「幸せ」を拾い上げて紡ぎます

教職25年の後半10年間はうつ病と闘いの日々でした。
今も教育現場、家庭や社会で、たくさんの心が苦しい人たちと出会って。
2度のうつ病体験から「スマイルコーディネーター」として活動を開始。
見えない心の傷に悩む人たちに必要なのは”心の居場所”。
いつでも、どこでも、学びたい人が学べるところ。疲れた時にそっと静かに自分を見つめる場所。
そんなお手伝いを「信州あそびの杜学園」でしています。

スマイルコーディネーターの駒村です。

 

子ども達が集まるイベントをやると、必ず起きるのが「ケンカ」。

 

このケンカや言い合いって、実はコミュニケーション力がつけるのにはすごくチャンス。

今日のこの言い争いも、これが過ぎたあとの二人は誰よりも仲良くなったのです。

 

一体、この二人に何か起こったのでしょう?

 

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「育てよう、夢のタネ」〜今を生きる子ども達へ〜⑪

         2013年11月28日信濃毎日新聞掲載

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「おまえがウソついてる!」

「ぼくはついてない! おまえこそ謝れ!」

 

10月の「秘密基地プロジェクト」でのこと。

ツリーハウスを建てている広場に突然、怒鳴り合う子どもたちの声が響きました。

 

この日初めて顔を合わせた小学校低学年の男の子2人です。

ふとしたきっかけで、背の高い子に追いかけられた子が、追いかけた子に向かって木の枝を投げた。それが発端のようでした。

 

間に入ってお互いの話を聞くうち、少しずつ落ち着き、やがて、背の高い子の方が「ぼくが怒ってるのは、枝を投げられて危ないと思ったのと、投げてないとウソをついてることだ」とはっきり言いました。

 

すると、「投げてない」と言い張っていた子が「ぼく、投げた」と認めたのです。

 

そして「ごめん」と謝ると、投げられた子も「いいよ」と答え、2人は肩を組んで、みんながいる方に戻っていきました。

 

人に向かって物を投げつけるのは、危なくてよくないこと。

でも、初対面の子にわけもなく、そんなことをするでしょうか。

 

自分より背の高い子に突然追いかけられて、思わず…だったかもしれません。

だとしたら、投げた方だけが「おまえが悪い」と責められたのでは、気持ちは収まりません。

 

落ち着いて話をして、相手がなぜ怒ったかわかり、自分がなぜそうしてしまったかを伝える。

 

我を張り、ごまかすよりも、互いに気持ちを受けとめ合うことで、素直に「ごめん」が言え、気持ちのいい「いいよ」になる。

 

そんなやりとりができたから、2人は仲良しになれたのでしょう。

 

このケンカがあった翌年(2014年秋)の秘密基地プロジェクトでの二人。

すっかり仲良しなこの姿を見て、みんな幸せな気持ちになりました。

 

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人と人とがかかわり合うなかで、私たちはいろいろな出来事にぶつかります。

 

誰かとトラブルになってしまうこともある。

そんなときどうすべきかを、この子たちが教えてくれた気がします。

 

どちらか悪い方が謝ればいいというのではなく、お互いがちゃんと相手に向き合い、その上で自分はどうしたらいいのかを考えることが大切なのです。

 

いじめの問題でも「いじめた方が悪い」と言って謝らせても、問題が解決するわけではありません。

 

簡単ではないけれど、当事者の双方が、起きていることに向き合い、相手と自分自身に向き合うことでしか、解決はできないのだと思います。

 

いじめられた子にそれを求めるのは酷かもしれません。

でも、自分自身の苦しさを見つめ、抜け出すために何をすればいいかを本人が考えなければ、周りの誰かに自分のことを伝えることもできない

 

私自身、うつで苦しんだときそうでした。

時間はかかっても、どこかでその勇気を持たなければ、前に進めないのです。

 

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今、テレビや新聞でいろいろな「不祥事」が報じられ、そのたびに「すみませんでした」と頭を下げる人を目にします。

 

でも、批判されて、形だけの謝罪を繰り返すのでは、物事がよい方向に向かうどころか、本来なら信頼感で結ばれるべき関係がどんどん崩壊していく気がしてなりません。

 

だからこそ、子どもたちには、形だけの「ごめん」「いいよ」で済ませてほしくないのです。

 

大事なのは「誰が悪いか」よりも、なぜそうなったのかを、子どもたち自身がお互いに考え合うこと。

 

そうやって物事に向き合い、相手の思いも、自分の気持ちもちゃんと受けとめることが、本当の意味での成長につながるのだと思っています。

 

(「信州あそびの杜学園」園長、伊那市在住)

普段は仲のいい猫たちが、なぜか背を向けて違う方を見ていた。

それぞれの目には何が映っているのだろう=筆者自宅のベランダで

 

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それでは、また次の「幸せ」まで。~See You💖~

 

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誰かに聞いて欲しいけど、話せる人がいないとき。

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komamidwl@komacafe.net(相談専用)

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