1144日目 児相家庭訪問 | 特別養子縁組親子のライフストーリーワーク

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42歳で結婚。44歳で特別養子縁組の道に進み始めました。46歳で児相から特別養子縁組前提の委託があり、父50才・母47才・息子1歳1ヶ月で入籍、実子となりました。現在第2子となる女の子の試験養育期間中です。

40代夫婦が特別養子縁組をするまでの記録です。

 

児相家庭訪問

 

児相の家庭訪問がありました。

 

…と言っても、今回は児相Sさんの提案で子育て支援センターCの遊び場での面談です。

「近場で支援センターCがありますよ。たまには気分を変えてもいいかなと思いまして」

だそうです。

 

…え…。

遊んでいる親子と同じ空間で児相職員さんと過ごすんですか?

違和感がすごくないですか?

絶対「お父さんですか?」って言われません?

 

などなど、疑問が浮かびましたが、そこは支援センターさんと連絡を取り合ってうまく調整されるのかな?と思って指摘はしませんでした。

 

支援センターCは2回利用したことがありましたが、2回ともイベントと重なっていたので、イベント終了後の10分しか利用していませんでした。

 

そして今日。 

まず、児相さんは遅刻してきました。

道を間違えたそうです。

 

さらに支援センターCに事前連絡はしていなかったようで、スタッフさんに入り口で怪しまれた挙句「市役所窓口はあちらで…」と案内をされていました。

※市役所の支所と同じ建物内の支援センターです

 

そりゃそうだ。

いきなり支援センターに児相がやってきたら戸惑うよ。

 

スタッフさんは「待ち合わせをしていたんですか?」と私に確認をされましたが「はぁ。まぁ。」としか言えませんでした。

 

この時点で遊びに来ている親子は4組。

うち1組は坊っちゃんと誕生月が一緒とのことで話しかけてくれていました。

もう1組は支援センターBで度々一緒になる双子ちゃんでした。

 

しかし、思わぬ児相の登場に、皆さん部屋の遠いところでこちらをうかがっている様子でした。

…そりゃそうだ。

 

児相はSさんと、新人らしきUお姉さん。

Sさんは名札を外していましたが、Uさんは名札をつけたまま「〇〇児童相談所のUです」と自己紹介をされました。

…うん。さわやかな挨拶は好印象だけど、ここは支援センターですから…。

一般の親子連れさんが楽しくきゃっきゃっと遊ぶところですから…。

 

そして、坊っちゃんは最初の頃は児相さんと遊びでやりとりをしていましたが、後半は背を向けておままごとセットに夢中。

児相さん2人は黙って坊っちゃんが遊ぶところを見ているという「ナニコレ!?」的なことになりました。

 

途中双子ちゃんが寄ってきてくれておもちゃのやりとりをしながらニコニコ遊びましたが、ママさんの顔が固い…。

最初に話しかけてくれたママさんも遠巻きにしたまま。

 

これって、私が虐待をして児相がその様子を見に来ているって思われてるよなぁ…。と思いました。

 

その場でつっこんだ会話はできないとわかったのか、30分くらいしてからSさんが「あちらで話をしませんか?」と支援センターの外の廊下にある休憩スペースに誘ってこられたので、そちらに移動しました。

 

5分くらい近況を話したり、今後も家庭訪問が続くことなどを聞いて解散となりました。

 

Sさんは「今回外で家庭訪問をするのは初めての取り組みで…」と言われていましたが、その時の表情はいつもと変わらずで、あの場の雰囲気をどうとらえているのかは謎な感じでした。

 

まぁ、外で会うのは構いませんが、最低限の下準備はしていただきたいです。

・会場の支援センターに事前連絡をして事情を話しておく。

・一般の利用親子がいるので、違和感が少ないようにラフな服装で来る。もちろん、名札は外す。

・最初に個別で話ができるところを確保しておいて、そこで近況などを聞き取ってから遊び場へ移動する。

 

 

児相さんは今後遊びに来ていた親子とかかわることはないのでしょうが、私たちはまた出会うことがあります。

そして、支援センターで会う程度の方には特別養子縁組の話はしていません。

特別養子縁組は広く知れ渡ってはいないので、児相がかかわるのは“ヤバイ案件”と思われる可能性が高いです。

今後また会った時にぎくしゃくされてしまう可能性大です。

 

やましいことは一切ないので正々堂々とすればいいし、今まで通り普通に接しますが、児相さん側にもうちょっと配慮してほしいなぁと思った“異例”家庭訪問でした。