大人になると本気になることを忘れることがあります。
ここで言う本気とは、がむしゃらに、あおくさく、どろくさく、という意味での本気です。
無理をしなくなる、チャレンジしなくなる、守りに入る、落ち着こうとする、というようにバランスを取りたがります。
成熟という意味においては大切で、バランスを一切省みないのは問題ですが、定期的にそれを外す機会、本気になる機会をつくると、初心を忘れずに進むことができるような気がします。
清々しさとは本気になった後におとずれるもののような気がします。
陰陽の法則で言えば、展開と収束、もう少し具体的に言えば、壊して育てて再構築する、というサイクルは自然の理です。
停滞、というものはそれが無くなった時におとずれるのかもしれません。
停滞の一歩手前は、よくもわるくもまとまっているな、という感覚。
自分を常に循環させるために“本気”という機能を使うというのは合理的なことであるといつも思います。
来週からTCウィークが始まりますが、そこに参加する方達をみていつも思うことを記してみました。
呼吸・整体TCは、身体のプロはもちろん、社会的に成功をおさめた経営者、高度なレベルで自分を高めて仕事をしたい人、自分が変わるきっかけが欲しい人、夢中になることを求めている人、20代から70代まで様々な方達が、がむしゃらに、あおくさく、どろくさく、本気になってチャレンジしています。
皆が本気、面白い現象です。
TCウィークは、今月で15ヶ月目ですが、お陰様で満席は続いております。