以下はホワイト・ブラザーフッドの第五イニシエートであるジュワル・クール大師がアリス・ベイリーにテレパシーで書かせた本からの抜粋です。


アリス・ベイリー著 秘教心理学・第一巻 P447


第七光線の主な宇宙的役割は、生命が神の栄光を明らかにする上で用いる顕現形態を生み出すために霊と物質を融合するという魔術的な仕事を行うことである。


第七光線の活動がますます活発になるにつれて、他にもいくつかの宇宙線が私たちの地球に作用するようになり、それらの影響の結果、新しい人種タイプの出現が促進され、とりわけ、目に見える触知できる世界と目に見えず触知できない世界であるアストラル界とを隔てているベールが取り除かれるであろう。


「エーテルの膜」と呼ばれるベールが人体内の様々なフォース・センターを隔て、ヘッド・センターをアストラル界から保護しているように、物質界とアストラル界の間には隔てる膜がある。


これは、宇宙線が私たちの惑星に作用することによって、ゆっくり確実に引き裂かれていくであろう。


人体の脊柱上にある様々なセンター間に見られ、また(ヘッド・センターを保護している)頭頂に見られるエーテルの膜は、クンダリーニの火と呼ばれる神秘的な火に見られるフォースの活動によって破壊される。


現代の科学者が認識している宇宙線は惑星レベルでのクンダリーニの様相になっており、人体の場合と同じ効果を惑星ロゴスの肉体である地球にもたらす。


物質界とアストラル界の間にあるエーテルの膜は破壊されつつある。


世界の敏感な人々と心霊主義者たちがもうすぐ起こると予言しているのはこの出来事である。



この文章を読んで思い出したのが、ポール・ソロモンのリーディングの以下の文章です。


http://ameblo.jp/kokuufunsai/entry-10641395146.html


この戦争が地球を覆い、こうして-地震に関して我々が述べたものを理解せよ-そのような事件がこの惑星上に突発する時、あの幕が取り払われ、引き裂かれる-そうは語られてはいないか?


肉と霊との間の幕が引き裂かれるのがわかるのである。


その時、霊の軍勢が戦いのそれに加わるが、それは肉体に住む者たち(の間)にだけあるのではない。


肉と霊との間には違いが見られなくなるであろう。


このようにあのハルマゲドンの戦いは描写される。


これらが空中から、霊から入ってくる時、この物理的地球上の戦争の中にそれが起こるのである。


こうして幕が引き裂かれ、もはや霊と肉との分離はなくなり、あらゆるものが新しい次元をとるのである。


これらのことがその時起こり、即座に広がるであろう。


この速さを観察し、『この場所に神殿を建立しよう』と言う言明があの国民の指導者たちから発せられる時に、終わりを予期し、雲間に主の栄光、主の光を探せ。


今でさえそれは存在するもの全ての上に光を放ち、光を近づけるため、その機会を与えるために、ここにスピードを増してくるのを見よ。


これが、この時代この惑星地球上にそれほどまで接近する神の光であり、存在するもの全てに光を放つことを理解せよ。


このクリスマス彗星、この光の球がこの地球上に最接近するその時に向かって自分自身を開き、この光を飲みほせ。


そのようにして自分をキリストの性質に与えられているもの全てと交わるようにせよ。


その終わりに向かって自分を準備せよ。


この光は、覚醒を与える最後の試みとして通過するからである。




このポール・ソロモンのリーディングを読んだだけでは、何のことかいまいち分からなかったのですが、今回ジュワル・クール大師の文章を読んで、ようやく意味が分かりました。


今年起きると予測されている地球の集団アセンションというのは、物質界とアストラル界を隔てているエーテルの膜が宇宙線か彗星のエネルギーによって引き裂かれることで引き起こされるようですね。


アストラル界というのは、今まで亡くなった人間の魂が行く世界だったのですが、物質界とアストラル界との境界線が無くなるということは、すなわち輪廻転生の終了を意味していると思います。


アセンションすると、不老不死になると言われているのですが、アストラル界と物質界が融合してしまえば、もう死にようがないので、不老不死になるのも当たり前ですね。