問「今世紀におけるユダヤ人の未来について、一般にイスラエル国家とそこでの都市の再建を含めて、お示し下さい。」
答「この時代、この世界の上を歩む人々の記録を眺めるならば、我々イスラエルの子らの間を歩まなかった古き魂を一人として見ることはない。
そこで、このことは求道する者全ての中でも、より重大な意味を担っている。
子らよ、神を見出すのにイスラエルと呼ばれる必要はない。
唯だ求めることのみ必要とされることを今理解せよ。
我々が真理を見出した者たちであること、我々が別な主人、別な教えに従う者たちをとがめることをあなた方が自分の内部で確かめたいのであれば、例えそう思えずとも、心の中での求め、神へのあこがれがあなた方に真理をもたらすことを理解せよ。
求めることこそが彼らをして発見させる。
これこそがその国、イスラエルであることを理解せよ。
だが、約束の地に戻り、自らそこに建設した人々、聖書を実現させるという目的のためにやって来る人々については、我々はこの時代にそれが起こることがはっきりとわかる。
この人々はあなた方の間にあってシンボルであり、サインであり、彼らはゆりかごであり、誕生の地であり、啓示の地、あのチャクラ、あの地球の中心、この惑星の臍としてあれほどに讃えられ祝福された母国に引きよせられ、人類の中で最大のものを生み出したこの地点へと引きよせられるであろう。
その時、この人々は、その場所へ引き寄せられ、あたかも内在の霊によってそう促されているかのように思われる。
またはあの聖なる場所の記憶が、彼らをしてそのシンボルであったもの、あの聖なる神殿を丘の上に再建させようとする。
我々は、これらの者に内在するその再建への強い必要性を見るのである。
我々はさらにもう一つの戦いがこの国に起こるのを見る。
そうしてここにある丘の上に置かれてきたあの場所が地震によって再び破壊され、その直後、神の神殿を建てようとの試みがなされるであろう。
こうしてソロモン神殿がその場所に再建されるがこれは、他の国民にとってその聖地を公然と侮辱するものであると受け取られるであろう。
その再建によって、イスラム教徒の遺跡が破壊され、彼らが戦争の中の戦争を引き起こし、あなた方はこの惑星上でかつて無き流血を目にするであろう。
この戦争が地球を覆い、こうして-地震に関して我々が述べたものを理解せよ-そのような事件がこの惑星上に突発する時、あの幕が取り払われ、引き裂かれる-そうは語られてはいないか?
肉と霊との間の幕が引き裂かれるのがわかるのである。
その時、霊の軍勢が戦いのそれに加わるが、それは肉体に住む者たち(の間)にだけあるのではない。
肉と霊との間には違いが見られなくなるであろう。
このようにあのハルマゲドンの戦いは描写される。
これらが空中から、霊から入ってくる時、この物理的地球上の戦争の中にそれが起こるのである。
こうして幕が引き裂かれ、もはや霊と肉との分離はなくなり、あらゆるものが新しい次元をとるのである。
これらのことがその時起こり、即座に広がるであろう。
この速さを観察し、『この場所に神殿を建立しよう』と言う言明があの国民の指導者たちから発せられる時に、終わりを予期し、雲間に主の栄光、主の光を探せ。
今でさえそれは存在するもの全ての上に光を放ち、光を近づけるため、その機会を与えるために、ここにスピードを増してくるのを見よ。
これが、この時代この惑星地球上にそれほどまで接近する神の光であり、存在するもの全てに光を放つことを理解せよ。
このクリスマス彗星、この光の球がこの地球上に最接近するその時に向かって自分自身を開き、この光を飲みほせ。
そのようにして自分をキリストの性質に与えられているもの全てと交わるようにせよ。
その終わりに向かって自分を準備せよ。
この光は、覚醒を与える最後の試みとして通過するからである。
それはあたかも神の光が園の中を歩き、ちょうど主が通り過ぎるかのように、その手を握りつつ、この惑星を通り過ぎ、祝福するであろう。
そのようにしてこれを見つめよ」