民主主義からの卒業 | tatuのブログ

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民主主義からの卒業

金の貴族が封建領主を借金によって征服したセレモニーがフランス革命であり、共和国の『国民』を誕生させて徴兵制を編み出し、失業者を兵士として雇用した。

同時進行していた産業革命はその資金需要を旺盛にし、申し込まれる借金以上の資金をペン一本で簡単に創れる「信用創造」の妙は銀行家以外にバレるはずもなく、大きな秘密として保たれた。普通の人々はお金を集めたり使う事には熱心だったが、どうして作られるのかには関心がなかった。

お金を創れると言う事は、お金で国家を創れるということであり、民衆のナショナリズムを自前の新聞で鼓舞することを意味する。それは民族の自立を新聞が刺激して、他民族との対立を煽り騒ぎを起こして兵器の製造競争による、資金需要の拡大が金の貴族がぼろ儲けする元となった。

巨大企業や銀行が全世界に窓口を設け、存在がコスモポリタンであり、必ずしも特定の国家に隷属していない。様々な国家そのものが中央銀行に連なる彼らの下請けであり、主人=金の貴族が創る資金がなければ存在できない。ゆえに国家存続の全体像を設計するのも、代理人=政治家・官僚他を雇い入れるのも金の貴族であり、新聞はその事実に彩を添えて発表するという宣伝紙にすぎない。


国家とは?

国民が国家をつくるという、明治から始まった共同幻想を持たせる代議員による民主主義の勃興が国民自身を「金儲け教」の当事者にするために必要だった。そして金儲け教の成れの果てが現代であり、金の貴族たちがつくる借金になるお金を回収する回収機構を、代議員=代理人の力によって法として整備するのが必要だった。

リンカーンのゲスティバークの演説は、民主主義を端的にまとめたものとして世界中から評価されている。日本でも占領軍の中のニューディール派=コミュニスト一派が日本国の憲法を草案した。合衆国にすらない彼らの理想が日本国憲法に繁栄されたのは、戦後日本を考える上では尤も重要な出来事だと思う。

戦後68年を経てさすがに世界一完成された日本の憲法も、時代に適合できなくなってきた。他国の侵略に無抵抗で耐えろと言うに等しい憲法は、自衛の理念を根本から否定している。おそらく日本は憲法を新たにしなければならないだろう。しかしその前に国家とは何ぞやという根本に決着を付けなければならないだろう。

私は国家とは「自己の生涯」を作ったり守るものとして認識したい。少なくとも江戸時代300諸侯の藩はそのような国家であり続け、その藩のために侍は命をかけたのだった。徳川家のために命をかけたのではない。ただ民主主義という概念はなく、血統が支配し藩侯に絶対服従を誓い、国民は士族のみという上から下まで血で贖う国家であった。金の貴族は王国に返せないほどの借金をさせ、婚姻を通して清盛のように貴族となってすでに国家の実権を握ってはいたが、フランス革命までは金貸しは所詮金貸しでしかなかった。

帝国が覇権を競っていた時代には多くの民から収奪することは、富の独占を目指す勢力にとって重要な課題であり、列強は植民地を求めた。西欧式の植民地はただただ収奪を目的にしたものだったが、信用創造を日本的に理解していた日本国の殖民政策は大きく違っていた。国家が銀行から借金をして土木建築を大々的に始めた。それによって人手は足りなくなり、日本の失業問題を軽くしたばかりではなく、殖民国人の仕事をも創造したのだった。

殖民国の資産を増やすためには教育制度の拡充を図るほかなく、学校教育は飛躍的に充実していった。その中でも国家意識を強くもつ者は民族主義を掲げて抵抗運動をしていたが、毎年のように充実していく国内インフラと教育制度によって、進んで日本人になりたい人々を多く生んでいった。

それが帝国軍人に殖民国の人々が本名のままや、日本国人として改名してなったものであり、日本国の政策として改名を制度化したものではない。どこの国に行っても土木工事をし、日本的な教育を教え日本的な自立心を教える殖民政策は、字のごとく民を奪するのではなく、民を殖(増やす)するのである。だから朝鮮人も台湾人も数十年で倍以上に国民の数が激増したのだった。

日本人による信用創造(銀行による借金作り)は圧倒的な力を持っていた。その力は世界最大の貿易システム「総合商社」をつくり鈴木商店が世界を牛耳った。近江商人的な信用に対する哲学を持てなかった欧米は異質な価値観を持つ日本を理解できなかった。


イスラエルの建国

チャーチルのイギリスは第一次大戦時で敗戦が確実視されていた。金の貴族達から持ちかけられたイスラエルを建国してくれるのなら、アメリカを参戦させドイツを敗戦に追い込むと言う契約をした。そのためにイギリスもアメリカもイスラエル建国を果たさなければならなかった。

ドイツは金の貴族の裏切りのために大敗し大借金を背負い込んだために、ユダヤ人を追い詰めたのだった。金の貴族の大半はゲットーから始まったのであり、中興の祖アムシェル・ロスチャイルドの出身地でもある。

ロシア人の白人ユダヤ嫌いは歴史的なものがあり、宗教を持たないカザフ人が勝手にユダヤ教を信じるユダヤ人になり、ロシア正教を国教にするロマノフ王朝にユダヤ人になれと強要したことから始まっています。しかしソビエトを作った面々は全員白人ユダヤです。国家を乗っ取るにはお金が必要であり、白人ユダヤの敵ロマノフ王朝をお金を創るシステムを独占するユダヤ人が乗っ取るのは自然な流れです。

おまけにコミュニズムを発明したのも彼らであり、彼らのお金と彼らの新聞はそれを世界中に広げました。日本でも大正から昭和までコミュニストは大増産しました。しかしコミュニズムはエリートが大衆を導くと言う、過日の王朝思想と大差なく金の貴族によってアメリカの技術がそのまんまソビエトに流出したのにもかかわらず、大衆を幸せにできなかったためにエリートユダヤ人の国家ソビエトは崩壊してしまった。

国家崩壊に面してエリートユダヤ人が独占した様々な権益は、非ユダヤ人KGBのエリートプーチンが強権で取り上げ強欲ユダヤ人をブタ箱に放り込んでしまった。ロシアは急速に先祖返りを進めている。ドイツはユーロでヨーロッパの支配権を握ろうとしているが、どうみてもメルケルはユダヤ人であり、国家の中枢を東ドイツ出身者が占めているのは、東ドイツそのものがユダヤ国家だった事を証明しているのではないだろうか?

金の創造権を支配する者の時代を終わらせるべきだと思う。ソビエト連邦を崩壊させた者が世界支配を企んでいる。世界を富で満たすのに無限の借金を創造し、その返済を国民に押し付ける金の貴族の力が邪魔をしている。誰もが豊かに生きられる時代はそんなに遠くではない。国民が国主になることを選ぶだけで、それは達成されるだろう。表現者には国主が何を選ぶのかを真摯に考えて発表する精神的な義務がある。と私は考えている

世界が変わる時が迫っている。